高品質タンパク質結晶生成実験(PCG)

サービス概要

全体の流れ
全体の流れ

タンパク質試料(溶液)を利用者から受け取り、「きぼう」日本実験棟の微小重力環境で1.5カ月程度結晶成長させ、地上に回収します。宇宙で実験する前に、地上実験により高純度の試料生成、結晶化条件の最適化を行い宇宙実験で最大効果を得られるようにします。

装置スペック

装置スペック

結晶化容器(JCB-SGT)への溶液の充填は地上で行います。結晶の生成が国際宇宙ステーション(ISS)到着後に始まるよう、結晶化溶液やタンパク質溶液の濃度、ゲルチューブの長さを調整します。

結晶化容器(JCB-SGT)

  • PET製シートでできた細長い筒状の袋(全長10cm)
  • ひとつの結晶化容器には12種類のタンパク試料を搭載できます。

セルユニット

  • 各ユニットに結晶化容器(JCB-SGT)を12個搭載可能(最大144種類のタンパク質を搭載可能)
  • 実験中の温度環境は20±2℃(打上げ/回収/地上輸送時は20±5℃)です。

 

参加形態毎の特徴

利用者のニーズに対応すべく複数の参加形態を用意しております。参加形態毎の主な特徴を一覧表に示します。

参加形態
対象ユーザ
役割分担
費用
募集期間
情報公開
成果の帰属
利用者 JAXA
民間利用促進コース トライアルユース制度 民間企業、企業と連携のある大学・公的研究機関
  • タンパク質試料、各種溶液類等の準備
  • 結晶化条件検討等に必要な情報提供
  • 結果報告レポート(トライアルユースのみ)
  • 資料安全性、実施妥当性評価
  • 結晶化条件検討
  • 宇宙実験実施
  • 結晶取出し
  • 回析データ取得等
無償 常時(実験機会ごとに締切設定) 提案法人名、実験目的をWeb等でJAXA公開 構造解析結果は利用者に帰属
有償利用制度 有償 提案法人名、実験目的(可能な範囲) 構造解析結果は利用者に帰属
基盤研究利用コース 大学、公的研究機関等
  • タンパク質試料、各種溶液類等の準備
  • 結晶化条件の検討
  • 安全評価、搭載可否判断に必要な情報提供
  • 回折データ取得、立体構造解析実施
  • タンパク質機能の解析等
  • 実験結果速報提出
  • 最終報告提出
  • 結晶化条件の検討
  • 安全評価実施、搭載可否判断
  • 宇宙実験実施
  • 地上対象実験実施
  • 結晶引渡し
無償(共同研究契約) 定期募集 提案者名、提案機関名、タンパク質正式名称、実験目的、研究概要、研究の具体的内容、地上実験成果、宇宙実験成果を公開

2年以内に査読付き論文やシンポジウム等の形態で研究成果を公表いただく
JAXA高品質タンパク質結晶生成実験共同研究規約約款 別表1による
民間利用促進コース 詳細
  • 民間企業、企業と連携のある大学・公的研究機関
  • 準備段階から結晶解析までEnd-to-Endで手厚くサポート
  • 常時募集
  • タンパク質種類に条件あり
  • 構造解析結果は利用者に帰属
トライアルユース制度
  • 初めての利用者に対し原則1回のみ試用
  • 費用は無償
  • 実験終了後、レポート提出
  • JAXAと利用契約(受託契約)締結
有償利用制度
  • 費用は有償(1タンパク質、6条件で170万円)
  • JAXAと利用契約(受託契約)締結
基盤研究利用コース 詳細
  • 大学・公的研究機関対象
  • 定期公募
  • タンパク質種類に制限なし
  • 費用は無償

料金表

サービス 試料1種につき最大6条件で結晶化
ユーザー区分 民間利用国内ユーザー 民間利用海外ユーザー 基盤研究利用 トライアル
ご利用料金 170万円 240万円 無償 無償
支払い条件 段階毎に前払い 段階毎に前払い - -

プロジェクトの流れ


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室

きぼう利用ネットワーク

きぼう利用や宇宙実験に関する最新情報をお届けします。「きぼう」利用や宇宙実験に興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

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