サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

国際宇宙ステーション(ISS)

宇宙飛行士のように心身を鍛えよう

ジェシカ・ナイモン(Jessica Nimon)
ISSプログラム・サイエンス・オフィス
NASA ジョンソン宇宙センター(JSC)

NASA といえば、スペースシャトルや国際宇宙ステーションを思い浮かべたり、心に惑星や銀河がまばたく光景が浮かんだりするかもしれません。けれども、NASA の「ミッションX:宇宙飛行士のように心身を鍛えよう」は、少し近いところに目を向けています。ごく近隣や世界中の学校を対象にして、ミッションX は世界40 都市の約3,700 人の児童が体育の授業に興味をもつように、宇宙飛行士を訓練するのと同じ手法を用いています。


「宇宙飛行士の“コア” を鍛える」活動に参加するDaltonbasisschool de Tjalk(レリスタット、オランダ)の児童(提供:ESA)

国際生命科学作業グループ(ISLSWG)とヒト研究計画教育普及(HRPEO)が考案したミッションX は2010 年1 月18 日に米国の学校で始まりました。NASA ヒト研究計画は、活動、教材、双 方向ウェブサイト(http://trainlikeanastronaut.org/)で形成される試験的なプログラムに資金を提供しました。このプログラムは米国、オランダ、イタリア、フランス、ドイツ、日本、オーストラリア、コロンビア、スペイン、および英国の10 か国の参加者向けに6 種類の言語で提供されています。このプログラムの目標は、子供たちに宇宙飛行士のような訓練をさせて、運動生理学と栄養学を楽しく学ばせることです。

このプロジェクトのNASA プログラムマネージャであるチャック・ロイドは、宇宙プログラムが児童たちをどれほど魅了し、積極的な参加のきっかけになっているかについて、次のように述べています。「ミッションX とは、“宇宙飛行士のように心身を鍛えよう”との標語で知られてきたように、ミッションX の体育授業を通して日常の身体的な活動を改善することを中心に、健康的な生き方について若者に関心を持たせ学ばせることにつきます。」

8 ~ 12 才の児童が、水分補給や骨の健康、そしてバランスの取れた栄養摂取の重要性などの、身体的活動の背景にある科学的知識について学習します。「健康探検家」と名付けられた児童たちは、やり遂げられたかどうかを楽しく測りながらやる気を保ちます。たとえば、彼らは、他の校でやっていることをブログ”Train Like An Astronaut blog”で見ることができます。「健康探検家」達はフラット・チャーリーという名前のマンガキャラクターの宇宙飛行士が月まで歩いていくのを手伝う形で、履修コースで獲得したポイントを貯めます。フラット・チャーリーは競争を始めて5 週目に月に到着しました。距離にして 238,857 マイル(384,403キロメートル) 、4 億748 百万歩で、まだまだ歩き続けています。


「宇宙飛行士の“コア”を鍛える」活動に参加する Media Sandro Pertini school(サヴォナ、イタリア)の児童(提供:ASI)

宇宙飛行士は微小重力の過酷な環境でも活動できるように、適切な栄養を摂取し、休息をとり、運動することで健康を最高な状態に維持します。そして健康を維持するためにミッション前、ミッション中、ミッション後にトレーニングをしているということを「健康探検家」達は学びます。ロイドは、このような健康重視の考え方を、より多くの人々に広めています。「体調を最高な状態に維持するには、若い人たちも勉強と遊びと睡眠の量のバランスをとるという、賢い選択をするべきです。社会の諸問題に対処するために、次世代の労働人口と専門的指導者を確保するためにも、教育は若者や地域社会にとって非常に重要です。」

6 週間続くこの課題の最初の段階では、国内の学校対抗で友好的に競ってもらいます。次の段階は、現在進行中の複数年にわたるミッションXチャレンジを通じて、より多くの児童や国に範囲を広げることです。


「地球観測と災害対応」TOPに戻る 「ISSとの交信」記事に戻る 「欧州の宇宙ロボットに関する提携」記事へ
 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency サイトポリシー・利用規約