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代表研究者

森田 啓之
Hironobu Morita

岐阜大学大学院医学系研究科
教授
専門 : 循環生理学、環境生理学

TOPICS:

【宇宙実験サクッと解説 : 前庭―血圧反射編】
宇宙実験調査団のピカルが物知りハカセに聞いてみました。V-C Reflex実験を徹底的に解剖します。


実験の背景
前庭は耳の奥にある器官で、頭の傾きや重力を感知します。前庭は、私たちが立ち上がる時の血圧の調節に、重要な役割を果たしています。ところが、前庭の働きは外部の環境により影響を受けることが知られており、地上とは異なる重力環境である宇宙では、この血圧調節の能力が変化する可能性があります。

実験の目的
宇宙飛行士の約40%は、宇宙から帰還後に、立っていると低血圧で頭がふらふらします(起立性低血圧)。この帰還後の起立性低血圧の原因として、前庭の血圧調節力低下が関与しているかどうかを調べることが目的です。

実験内容
宇宙飛行士の打上げ前と、帰還直後、2週間後、2ヶ月後に前庭の血圧調節力を測定します。軌道上実験はありません。

ココがポイント!
起立性低血圧、起立時のふらつきや転倒は、帰還直後の宇宙飛行士と高齢者に共通の症状であり、前庭系の機能低下が共通の原因である可能性があります。

利用テーマ紹介パンフレット[PDF:860KB]
V-C Reflex実験について分かりやすく解説したパンフレットをダウンロードできます。

成果
実験の成果をご紹介します。


テーマ名となっているV-C Reflexは、Vestibulo-Cardiovascular Reflex、すなわち前庭―血圧反射(前庭―心血管反射)の略です。前庭を介する反射性血圧調節のことを前庭―血圧反射といいます。


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