サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

「きぼう」での実験

このエントリーをはてなブックマークに追加

「きぼう」運用関連事業の概要

最終更新日:2018年12月17日

「きぼう」運用関連事業は、以下の(1)から(12)より構成される。

  1. 全体計画管理
  2. 保全補給
  3. 運用準備
  4. 軌道上運用
  5. 養成・訓練
  6. 日本人宇宙飛行士搭乗支援
  7. 日本人宇宙飛行士健康管理
  8. 安全信頼性業務
  9. エレメントインテグレーション・軌道上技術支援業務
  10. 地上運用システム・機器保守管理業務
  11. 有人宇宙地上施設・設備保守業務
  12. きぼう実験インテグレーション業務

1. 全体計画管理

「きぼう」運用業務全体のスケジュール管理を行います。また、国際宇宙ステーションへの補給機の飛行時期、宇宙飛行士の飛行時期、機材・物資の輸送時期、実験の実施時期、システムのメンテナンス時期等を総合的に取り込んだ「きぼう」の運用利用計画の策定を行います(5年、半年単位)。作業には、英語による国際間調整や、国際間計画管理文書の評価、コンフィギュレーション管理を伴います。

2. 保全補給

「きぼう」システムの機能・性能の維持に必要な機材のメンテナンス実施状況や、軌道上と地上の機材・物資の在庫状況の管理を行います。その状況を踏まえ、輸送対象となる機材・物資(輸送品)を識別し、その打上げ、回収、廃棄といった保全・補給計画の立案と調整を行います。更に、輸送品の梱包や射場への輸送、地球に物品が帰着した際の帰着地での受け取り、国内への輸送、輸出入の手続き等の輸送業務を行います。

これら物品の保全・補給計画の立案と実績管理においては、英語による国際間調整や国際文書の評価を伴います。

3. 運用準備

運用利用計画に基づき、「きぼう」システム運用管制及び実験運用管制を行うために必要となる運用文書(手順書、フライトルール等)を作成・検証し、整備します。また、軌道上機器に搭載されているソフトウエアやデータベース等を維持管理するとともに、「きぼう」に送信するコマンドを準備し事前検証を行います。運用文書の作成においては英語による作成や国際調整が伴います。

4. 軌道上での実時間運用管制(リアルタイム運用管制)

運用文書に基づき、「きぼう」システム及び実験装置の状態監視やコマンド運用、宇宙飛行士やNASAと協力して、リアルタイムでの「きぼう」のシステム運用管制や実験運用管制を行います。各運用管制は、各システム機器や実験装置に対応した運用管制要員がシフト勤務により交代で行います。運用管制要員は、通常時や異常時に適切な対処ができるようJAXA基準による資格(技量)認定が必要で、シフト中、国外の管制官と調整が必要な要員は一定の英語力を有することも認定の要件です。

5. 養成・訓練

JAXA及び国際パートナの宇宙飛行士、「きぼう」運用管制要員等に対して「きぼう」運用に係る訓練を行います。訓練はインストラクタが行います。このインストラクタは、飛行士や管制要員が「きぼう」で使われるシステムや実験装置の仕組みや通常の使用法、異常時の対処法について習熟できるよう、教育内容と習熟度の評価方法(試験、実技等)を検討し、必要な教材を作成したり、JAXAの所有する「きぼう」モックアップや機材を用いて、実際の訓練と評価を行います。訓練に当たっては、飛行士や運用管制要員のスケジュールに合わせた計画調整を行います。インストラクタは、訓練に必要なスキルを確認するためのJAXA基準による資格(技量)認定が必要で、宇宙飛行士に対する英語での訓練実施のため、一定の英語力を有することも認定の要件です。認定には通常1~2年程度の期間を要しています。

6. 日本人宇宙飛行士搭乗支援

日本人宇宙飛行士の訓練状況のモニタ、訓練情報の収集、国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の活動状況の把握、滞在中の活動実績をまとめたミッション報告書の作成等を実施します。作業には、宇宙飛行士の関係者やご家族への情報提供を含みます。また、フライト品に対し、宇宙飛行士が操作する箇所の視認性やアクセス性に問題が無いか確認作業を地上で行います。

更に、日本人宇宙飛行士の安全確保のため、ISS参加各極での打上げ前や運用前の審査会等における安全確認、不具合事象のフォローアップ(発生・処置状況の確認、水平展開の確認、影響評価等)、国内での安全に係る審査用資料の作成や、打上げ・帰還・船外活動実施時の米国、ロシア、国内での安全監視を行います。

この他、飛行・帰還時の情報連絡に係る人員に対する座学やシミュレーション訓練の準備・実施を行います。

本業務は、国際宇宙ステーション参加各極との技術調整を伴うため、英語による資料作成や調整が必要です。

7. 日本人宇宙飛行士健康管理

JAXAのフライトサージャン及び国際宇宙ステーション参加各極(NASA、ロシア、ESA、CSA)の医学運用チームと連携して、日本人宇宙飛行士の健康管理を行います。健康管理には、飛行任命前の飛行士の健康管理及び飛行任命後の飛行士の飛行前中後の健康管理を含み、それぞれのフェーズごとに、飛行士作業の管理、運動生理的対策、精神心理支援、放射線被ばく管理、環境管理(国際宇宙ステーション内の環境モニタリングの他、HTV-Xのオフガス・微生物環境等の評価を含む)等の分野の運用を行います。

なお、運用を行うにあたっては、運用の手順やルール等について国際宇宙ステーション参加各極との調整が伴うため、英語による資料作成や調整が必要です。

8. 有人安全・信頼性保証

JAXAが実施する「きぼう」「HTV-X」および運用システム等に対する有人安全・ミッション保証、信頼性管理、品質管理管務として、安全審査等での評価、安全・ミッション保証共通文書の評価、国際間技術調整等を行います。文書の作成においては英語による作成や調整が伴います。

9. エレメントインテグレーション・軌道上技術支援

「きぼう」システムの管制系、構造系/機構系、熱/流体系、電力系/通信系の成立性に係る技術検討、NASAとの技術調整を行うとともに、「きぼう」の軌道上運用および実験装置搭載に対するエレメントレベル(各システムレベル、実験装置レベル)を「きぼう」全体システムとして統合した際の成立性の解析、統合ハザード評価などを行います。また、「きぼう」船内実験室および船外実験プラットフォーム、ロボットアーム、ロボティクス運用、通信機器、実験装置について、運用において取得したデータを用いて、健全性のトレンド評価や解析などを実施します。NASAとの技術調整を伴うため、英語による資料作成や調整が伴います。

10. 地上運用システム・機器保守管理業務

「きぼう」およびHTV-X、実験運用に必要な地上運用システム、計算機等の保守管理・賃貸借、および必要なライセンス、ソフトウエアの調達・更新を行います。

11. 有人宇宙地上施設・設備保守業務

筑波宇宙センターの宇宙実験棟、宇宙ステーション試験棟、宇宙飛行士養成棟、無重量環境試験棟における試験および実験を安全かつ円滑に遂行できるように、機能・性能および品質の確保、不具合発生の予防を目的として、関連設備の保守管理を行います。

12. きぼう実験インテグレーション業務

「きぼう」で行う船内実験室における科学実験(生命科学実験、物質科学実験、宇宙医学実験など、JAXAがテーマ募集を行う実験。JAXAが整備しているプラットフォーム事業は今回の意見募集の対象から除く。)の軌道上での実施に向けて、実験要求の適合性確認、軌道上実験要求書の作成・維持、軌道上実験運用管制のための個々の運用プロダクツ(運用シナリオ、ハンドブック、フライトルール、運用手順書等)の作成・維持、打上げ前射場準備、軌道上実験データ収集、回収後作業などを行います。文書の作成においては英語による作成や調整が伴います

※定型化・定時化などを進め、ターゲットとする領域の研究を支える研究開発基盤(現在、新薬設計支援プラットフォーム、加齢研究支援プラットフォーム、超小型衛星放出プラットフォーム、船外ポート利用プラットフォームがある。)

以上

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約