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「きぼう」での実験

「きぼう」利用高品質タンパク質結晶生成実験 第3期実験シリーズ【民間利用促進コース】搭載タンパク質の募集について

最終更新日:2017年6月 9日

(民間企業との連携ではない課題で、日本国内の大学・公的研究機関に所属している方は【基盤研究利用コース】)へ

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟を利用して実施する「高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)」にて2018年春期に搭載するタンパク質を募集します。民間利用促進コースでは、日本国内の民間企業、もしくは企業と連携のある大学・公的研究機関に所属している方を対象としております。制度の詳細につきましては、以下連絡先までお気軽にお問い合わせください。

※本コースは通年公募を実施していますが、実験機会ごとに締め切りを設定しています。

JAXA PCGの概要

「高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)」プロジェクトは、JAXAがこれまでに獲得・蓄積してきた結晶生成技術を適用し、ISS「きぼう」日本実験棟において高品質なタンパク質結晶を生成し、成果を社会に還元することを目的としています。

JAXA PCGでは、第1期・第2期実験シリーズを通して計12回の実験を実施してきました。2017年からは、第3期実験シリーズとして、ロシア協力協定に基づく宇宙実験を半年に1回のペースで計画しております。また、ロシア便に加えて、米国便を使った実験機会を利用することにより、年1回だった実験機会が年4回まで増加しています。

また、地上条件検討結果は、宇宙実験を待たずに、その都度お知らせしておりますので、利用者の方々の研究開発に迅速にフィードバック頂くことが可能です。

JAXA PCG 2017後期-2019年度実験の概要

JAXA PCG 2017後期-2019年度実験の概要は以下の通りです。

JAXA PCG 2017後期-2019年度実験
    ロシア宇宙船利用の場合 アメリカ宇宙船利用の場合
打上げ 初回実験機会 2018年3月頃(※1) 2018年6月頃(※1)
打上げ射場 カザフスタン共和国
バイコヌール宇宙基地
NASAケネディ
宇宙センター(KSC)
打上げ宇宙船 ソユーズ宇宙船
またはプログレス補給船
ドラゴン補給船
結晶生成実験 結晶化場所 国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟
実験期間 約4-8週間程度(打上げ・回収時期による)
結晶化手法(※2) SGT法、SLC法、OT法 SGT法、OT法、透析法
結晶化温度 20℃ 4℃、20℃(今後実証予定)
回収 帰還地点 カザフスタン共和国中部 太平洋上
帰還宇宙船 ソユーズ宇宙船 ドラゴン補給船

(※1)都合により変更になる場合があります。

(※2)結晶化手法について

SGT法:液液拡散法の一種で、ゲルチューブとガラスキャピラリ,PET製の袋状のシートを用いて実施します。詳細は実験の手引きをご覧ください。

SLC法:SGT法をベースに、より内径の大きなキャピラリを使用できるように改変した手法です。中性子解析等、大型の結晶を必要とされる場合に有効です。

OT法(浸透チューブ法):技術実証中の手法です。蒸気拡散法の結晶化条件がそのまま適用可能です。タンパク質セルからの溶質の漏出がないため、希少な化合物等の使用量が従来に比べて大幅に低減できます。

透析法:技術実証中の手法です。キャピラリからのタンパク質の漏出がないため、結晶化時のタンパク質濃度を下げたくない場合に有効です。

JAXA PCG【民間利用促進コース】では、産業応用への出口戦略が明確なタンパク質試料を募集します。膜タンパクの応募に関しては、事前にご相談ください。

(参考)
【基盤研究利用コース】では、以下の試料を対象とした提案を募集しています。

  1. 科学技術の発展や中長期的に産業への応用に貢献するタンパク質
  2. JAXA技術開発に貢献するタンパク質

詳細は【基盤研究利用コース】へ。

提出書類

提出書類は以下からダウンロードください。

実験目的等によって応募書類が異なります。詳細は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

トライアルユース向け

はじめて宇宙実験を実施される方が対象です。宇宙実験を試用的に利用できます。費用はいただきません。原則として、1法人につき、1回のみ利用可能です。試料調製段階を含む結晶化条件検討、回折データ測定等のサポートを受けることができます。結晶が得られていない場合でもご相談ください。

  1. 提出書類1(テーマ提案書) [Word: 22KB]
  2. 提出書類2(申込データシート) [Excel: 159KB]
  3. 申込書 [Word: 19KB]

有償利用向け

宇宙実験を有償で優先的にご利用いただけます。宇宙実験の実施に加え、結晶化条件検討、回折データ測定等のサポートを受けることができます。

  1. 提出書類(申込データシート) [Excel: 159KB]
  2. 申込書 [Word: 21KB]

※利用料・作業内容など、詳細につきましては、以下連絡先までお問い合わせください。また、分子置換法を前提とした構造解析やタンパク質調製に係わるコンサルティング、複数年・複数タンパク質を対象とした包括的な契約などについても、必要に応じて対応しておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。

募集締切

本コースは通年公募を行っていますが、実験機会ごとの締め切りを設定しています。現在、2018年3月頃予定の宇宙実験を対象として、10月下旬頃まで募集しております。

利用契約

トライアルユース制度においては、約款による契約締結方式を採用しています。提案者は約款に定める契約条件に同意のうえ、応募に必要な書類を提出していただき、JAXAからの実施承諾書の発送をもって契約が成立します。約款は個別に送付致しますので、下記にお問い合わせください。

有償利用につきましては、提案者の所属機関とJAXAとの間で利用契約(受託契約)を締結させていただきます。

書類提出先・お問い合わせ先

提出書類は電子メールに添付し、下記アドレスまで送付ください。また、募集全般に関してご不明な点は遠慮なくお問い合わせ下さい。

E-mail: Z-crystal@ml.jaxa.jp
JAXA きぼう利用センター JAXA PCG募集担当 宛

 
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