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「きぼう」での実験

「きぼう」日本実験棟で芸術利用テーマ 『「赤色」でつなぐ宇宙と伝統文化』が実施されました

最終更新日:2012年2月 6日

※日付は日本時間

「きぼう」日本実験棟において、文化・人文社会科学利用パイロットミッションとして、『「赤色」でつなぐ宇宙と伝統文化』(以下、「赤色」)(代表提案者:村山裕三 同志社大学教授)が実施されました。


「赤色」は、歴史ある日本の伝統文化に、「きぼう」を利用することで得られる新しい創造性の源を加えることにより、伝統文化の将来に新たな一歩を築くことになる、人の未来につながるテーマです。日本の基調をなす赤色を用いて、日本の四季の一部を無機質な無重量環境で表すとともに、地上において、日本の伝統文化に新たな展開軸(創造源)を見出すことを目的に行われます。

赤色の四季風景の中でも象徴的な春の桜吹雪を表現し、日本的な文化空間を無重量環境で作り出します。「きぼう」において、2012年2月2日(木)午後11時00分から翌午前0時40分頃にかけて、ドナルド・ペティット宇宙飛行士が「撮影ブース」を利用して正絹製の桜の花弁による桜吹雪を再現し、その様子を3Dカメラで撮影を行いました。

無重量下での気体の動きが織りなす、自然界ではありえない桜吹雪を実現させるこの試みは、今までに存在しなかった新たな自然観を伝統工芸のデザインに持ち込み、固定化された伝統産業に新たな創造性を目覚めさせるきっかけになるものと期待されます。

【代表提案者:村山裕三 同志社大学教授のコメント】

素晴らしい画像にみんなが感動しました。
地球では絶対に見られない動きを体験しました。
京都の伝統文化の新たなスタートが切られた気がします。
サポートしていただいたJAXAの皆さまに心より感謝いたします。


写真:実験運用管制室で実施の様子を見守るCIの川邊氏、PIの村山教授、CIの渡邊氏(左から)(3D用画面を見るため、専用メガネをかけている)

実験運用管制室で実施の様子を見守るCIの川邊氏、PIの村山教授、CIの渡邊氏(左から)
(3D用画面を見るため、専用メガネをかけている)(出典:JAXA)

写真:「赤色」で得られた3D画像

「赤色」で得られた3D画像

文化・人文社会科学利用(EPO)のホームページはこちらをご覧ください。

 
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