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「きぼう」での実験

「きぼう」日本実験棟において、2次元ナノテンプレート作製実験の再実験を開始しました

最終更新日:2011年6月16日

「きぼう」日本実験棟において、「微小重力環境を利用した2次元ナノテンプレートの作製」(代表研究者:木下隆利 名古屋工業大学理事・副学長)(以下、「ナノテンプレート実験」)の再実験を開始しました。


ナノテンプレート実験は、宇宙でナノサイズの物質(ペプチド-PEG※)をプレート(基板)の上に規則的に配列、成長させて、縞状の凹凸でマスクパターン(良質な半導体基板製作のためのテンプレート)を作る実験です。

※ペプチドはアミノ酸がいくつか配列したもの。PEGはポリエチレングリコールという高分子化合物。

第一回目の実験は、昨年の7月9日から11月16日まで実施されましたが、サンプルを回収する予定であったスペースシャトルの打上げ遅延によりサンプルの回収が遅れました。それにより、マスクパターンの成長が進みすぎ、取得する計画であった科学的情報が限定的なものとなりました。第一回目の実験により実験手法そのものは有効と確認されたことから、当初想定していた科学的情報の獲得を目的として改めて実験を行うものです。

今回の実験では、5月16日(月)に打ち上げられたスペースシャトル「エンデバー号」(STS-134ミッション)で国際宇宙ステーション(ISS)に輸送された8サンプルのうち、半数を使用します。サンプルはISSに到着後、冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)で保管されていましたが、古川宇宙飛行士がペプチド-PEG溶液と基板を分離していたクリップを取り外し、6月14日(火)午後7時57分から実験を開始しました。実験試料はMELFI内で成長を続けた後、7月頃に打ち上げられる予定のスペースシャトル「アトランティス号」(STS-135ミッション)にて回収します。残り半数のサンプルは今年の秋頃に実験を開始し、来年初頭に回収される予定です。

○ナノテンプレート実験の詳細はこちら

【研究チームのメンバー 名古屋工業大学 田中正剛助教のコメント】

第1回実験に引き続き自己組織化ペプチドのナノパターン化実験を行います。前回で得られた知見をもとに実験条件を改良し、さらに再現性高く高品位な試料の取得をめざします。微小重力研究と高分子研究の界面にある未知の知見が得られることを期待しています。
今回、適切な実験期間の確保のため運用スケジュールの調整にご尽力いただいたJAXAはじめ関係の方々に感謝いたします。

 
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