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「きぼう」での実験

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Kibo-ABCメンバー国ニュース:アジアン・トライ・ゼロ G 2018の地上活動

最終更新日:2018年9月28日

2018年2月13日に国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟アジアン・トライ・ゼロ G 2018が行われました。8つの実験(360名以上のアジアの学生や若いエンジニア/研究者からの160以上の提案から選定)がJAXAの金井宇宙飛行士によって実施されました(実験の写真とビデオについてはこちら)。地上では、アジア各国で教育イベント、展示および表彰式が実施されました。これらの活動を通して、人々はISS/「きぼう」の宇宙利用の重要性および宇宙実験の面白さを学びました。このような地上活動も若い人たちに宇宙科学と開発を追求するモチベーションを与えるものとなっています。


アジアン・トライ・ゼロ G 2018 参加者からのメッセージ

インドネシア

写真

(出典:JAXA)

すべての活動が楽しくて興味深いです。ここで過ごした時間は本当に楽しかったです。私はこの経験を決して忘れないだろうと思います。日本に来たのが初めてというだけでなく、海外へ行くのも初めてだったからです。


日本


(出典:JAXA)

今日は最高でした!すごく興奮しました。昨年の夏休み頃から、実験の立ち合いがあることは知っていましたが、今日筑波宇宙センターに来て、改めて私たちの実験が国際宇宙ステーションで行われることになったんだなと実感しました。実験の立ち合いでは、金井さんとコミュニケーションをとったり、まるで近くにいるかのように実験を見ることができたので、本当に楽しかったです。実験は想定外の結果になり驚きましたが、出来栄えは120%だと思います。予想した結果が完璧に出たら100%でしたが、予想もしなかった結果が出たので120%です。とても有意義な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

[紙バネの動き実験チーム:並木中等教育学校]



今日は一生に一回あるかないかという貴重な体験をさせてもらいました。また、各国のいろんな人と交流できたことはとてもいい経験になったと思います。実験の結果としては、実験前にチームメンバーで話した時に一番予想通りにならないだろうと思っていたものが予想通りに動いて、絶対いい結果になるだろうと思っていたものがそうならなかったので驚きました。コマの逆立ちがどうして起きるのかをメンバーで考えたときに、あまり支持されなかった仮説があったのですが、今日、実際にコマがひっくり返ったパターンとひっくり返らなかったパターンを観察してみて、その仮説を裏付けるような結果になりました。全体的に実験の成功度合いは50%くらいだと思います。理由は3つのコマのうち、1つが理想通りで、1つが全然だめで、もう1つがあとちょっとという感じだったので5割です。JAXAの皆さんには感謝しています。

[針金ゴマの挙動実験チーム:茗溪学園高等学校]


マレーシア

写真

(出典:MOSTI)

私たちは、軌道上実験のビデオを見て、とても面白いと思いました。リングが回転から逸脱しないという実験結果にとても驚きました。このような驚きは科学実験を行っているときに感じるものだと思います。そして、普段の生活では決してできないような実験を提案するだけでも、とても楽しいことでした。科学の先生に少し手伝っていただいたにしても、仮説を立てることに取り組むことは、私たちにとってとても難しい課題でした。それでも、私たちは、科学者の感覚を経験することができました。つまり、実験を行うことによって、自分の好奇心を満たすという経験です。さらに、これらの実験を通して、世界をよりよく理解し、問題にアプローチする方法を学ぶことができました。


フィリピン

写真

(出典:JAXA)

私たちはすべての活動が有益で、生産的で楽しいと思いました。本当に楽しい経験でした。今朝は、ローバーのミッション シミュレーション プログラムに参加しました。ローバーを制御して、様々な状況に直面するのは本当に難しかったけれど面白く、ローバーミッションでのコミュニケーションスキルも面白いと思いました。日本の宇宙機関がISSや宇宙飛行士との間でどのように通信しているかを学ぶことはすばらしい体験でした。天文学や宇宙機関に関する視野が広がりました。また、物理学や天体物理学などの様々な分野にも応用できる無重力状態でのさまざまな実験や条件について学ぶこともすばらしい経験でした。無重力についてさらに多くのことを知ることにより、将来、宇宙を旅したり、宇宙に住むための多くの方法が見つかるかもしれません。とても刺激を受けました。私たちの実験は大成功でした。金井さん、本当にありがとうございました。実験はとても円滑に行われ、完璧でした。


シンガポール

写真

(出典:JAXA)

今日の活動は、とてもエキサイティングでした。JAXAの皆様に、宇宙に携わる人たちの働きぶりを見せていただいたことはすばらしい経験でした。思いがけないことをたくさん経験し、多くのことを学びました。船外活動(EVA)ミッションのシミュレーション プログラムでは、宇宙ミッションにおいて、コミュニケーションとチームワークがどれほど成功の鍵になるかを学びました。実験はすばらしいものでした。宇宙のあらゆるものが、私たちが考えていたものと全く違っていました。ブーメランは宇宙でも機能し、宇宙飛行士のところに戻ってくると予想していましたが、実際の実験では、戻って来ませんでした。宇宙でのジャイロスコープ実験に関しては、事前に地上で実験を行っていましたが、いくつかの実験条件で結果が異なりました。またいつかこのような活動をしてみたいと思っています。ありがとうございました。


タイ

写真

(出典:JAXA)

今日は本当に最高でした。私たちと同じように宇宙に関心を持つアジア各国の友達との活動やリアルなシミュレーションプログラムを通して、たくさんのことを学びました。会議では、他の国の学生が自分たちの実験について発表しました。これも楽しい経験でした。宇宙飛行士が私たちの実験をISS上で行うのをリアルタイムで見ました。実験はすべて実施されました。私たちの実験と結果は予想したとおりでした。スリンキーの中で、ボールは跳ね回りましたが、それ以上は何も起こりませんでした。ずっとそこで跳ね続けました。このため、私たちの仮定が正しいという点では、実験は成功でした。この実験はまた、私たちにボールの動きを理論的にさらに深く観察するきっかけを与えてくれました。ボールが移動にあまりエネルギーを使っているようには見えなかったからです。このため、私たちの目から見れば、実験は100%成功でした。


ベトナム

写真

(出典:VAST)

この実験に参加してとても楽しかったです。私たちが生活している場所と外部の世界との違いについて、新しい知識が得られました。このプロジェクト全体を通して、いくつかの問題に直面し、この問題に挑戦する事で、周囲の人たちと共同して効果的に作業する方法を学び、優れたリーダーとなる方法を学びました。本当にありがとうございました!

展示

タイ

写真

(出典:NSTDA)

シリントーン王女が、NSTDA Annual Conference 2018のアジアン・トライ・ゼロ Gの展示を訪問されました。

写真

(出典:NSTDA)

第1回タイ航空宇宙フェスティバルでのアジアン・トライ・ゼロ Gの展示


表彰式

インドネシア


(出典:LAPAN)

インドネシアの宇宙フェスティバルでのインドネシア国立航空宇宙研究所(LAPAN)所長による実験提案者の表彰式


マレーシア


(出典:MOSTI)

マレーシアのNational Space Challenge 2017における科学技術イノベーション省(MOSTI)副大臣によるマレーシアの実験提案者の表彰式


フィリピン

写真

(出典:DOST)

フィリピンでの実験提案者の表彰式


タイ


(出典:NSTDA)

タイのNational Science and Technology フェア 2017での科学技術省(MOST)大臣による実験提案者の表彰式


Kibo-ABC メンバー宇宙機関の Web サイト

インドネシア(LAPAN)

国際宇宙ステーション(ISS)で実証実験を行うために、インドネシアの学生が応募したものの中から選ばれた提案(英語ページ)
LAPAN 宇宙科学センターの研究者がアジアン・トライ・ゼロ G 2018に参加するインドネシアの学生に同行(英語ページ)

シンガポール(SSTA)

アジアン・トライ・ゼロ Gの結果(英語ページ)

タイ(NSTDA)

JAXAが選定したタイの参加者による国際宇宙ステーション上での実験のアイデア、アジアン・トライ・ゼロ G 2018(タイ語ページ)
 
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