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「きぼう」での実験

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タイの高品質タンパク質結晶生成実験が始まります!~新規マラリア薬の開発を目指して~

最終更新日:2019年6月18日

タイ地理情報・宇宙技術開発機構(GISTDA: Geo-Informatics and Space Technology Development Agency)とJAXAは、タイで初めての宇宙実験となる、ISS・「きぼう」での高品質タンパク質結晶生成実験の実施に関して、協定を締結しました。
GISTDAのAnond Snidvongs長官とJAXA辻政信タイ駐在員事務所長が、今回の「きぼう」利用協力の開始に賛辞を送りました。

協定書を手交するJAXA辻タイ駐在員事務所長(左)とGISTDAアノン長官(右)
(出典:GISTDA/JAXA)

本実験は、新規の抗マラリア薬の開発に重要な酵素の精細な構造解析を行うために、JAXAの高品質タンパク質結晶生成技術を用いて、ターゲットとする酵素の高品質な結晶生成を目指すものです。マラリアは、赤道周辺国を中心に年間2億人以上が感染し、年間40万人以上が死亡している重篤な病気であり、新規の薬剤開発が求められています。代表研究者は、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA: National Science and Technology Development Agency)のChairat Uthaipibull博士です。

本協力は、JAXAの高品質タンパク質結晶生成技術が、タイに高く評価されて実現したものです。これをきっかけとして、タイと日本の「きぼう」利用協力が、「きぼう」を通じたアジア地域の宇宙利用技術発展への貢献、宇宙機関間の互恵的な協力関係の発展につながることが期待されます。
また、JAXAとして、GISTDAおよびNSTDAとの本研究協力を通して、感染症蔓延に関する持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)へ貢献できることを喜ばしく思います。

タイ・日本の研究チーム
(出典:JAXA)

タイから送られたタンパク質サンプル
(出典:JAXA)


現在、タイのタンパク質サンプルについて、宇宙実験に適するように結晶化条件の最適化が行われています。今後、結晶化容器への封入が行われ、温度を維持しつつ、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に輸送されます。2019年7月頃にドラゴン補給船運用18号機(SpX-18)によりISS・「きぼう」に打上げられ、実験が開始される予定です。

アマリン・ピムヌー博士(GISTDA NSEプロジェクトマネージャ)のコメント

National Space Exploration (NSE), an integrated project of Geo-Informatics and Space Technology Development Agency (GISTDA) has conducted a space experiment with the National Center for Genetic Engineering and Biotechnology (BIOTEC) under the National Science and Technology Development Agency (NSTDA) for the Crystallization of Protein Target for Anti-Malarial Drug (CPTAMD) by cooperation with the Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA). NSE/GISTDA would like to leverage the space science research for Thailand and hopefully this Protein Crystallization in Space of BIOTEC/NSTDA collaborated with GISTDA will be utilized to develop an Anti-Malaria Drug for Thai people and all humankind. Moreover, the space experiment will be awareness for Thai scientists and researchers as well as Startups to understand and figure out an opportunity of space utilization.

 
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