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「きぼう」日本実験棟

実験運用管制チーム

最終更新日:2010年07月13日
筑波宇宙センター(TKSC)内のユーザ運用エリア(UOA)で作業中の実験運用管制員

筑波宇宙センター(TKSC)内のユーザ運用エリア(UOA)で作業中の実験運用管制員

「きぼう」日本実験棟の運用管制チームは、「きぼう」全体を統括する「きぼう」運用管制チームと、「きぼう」での利用を統括する「きぼう」実験運用管制チーム(Payload Flight Control Team: PL FCT)から成ります。

「きぼう」運用管制チーム

PL FCTは、「きぼう」運用管制チームで「きぼう」利用全体の取りまとめを行うJEM PAYLOADSに属するチームで、日本の実験運用とりまとめ担当であるJPOC、個々の実験装置の運用担当(FISICSBIO)から構成されます。現在、約25名の実験運用管制員が所属しています。「きぼう」船外実験プラットフォームに搭載される曝露実験装置の運用が始まると、曝露ペイロード運用チームが加わることになります。

実験運用管制員は、「きぼう」に搭載されている実験装置を使って実験を遂行します。実験装置の状態監視、制御コマンドの送信やリアルタイムでの運用計画の管理を行います。また、教育文化ミッション医学ミッションなど、「きぼう」を利用する各ミッションを実施します。

「きぼう」での実験
船内実験室実験装置
船外実験プラットフォーム実験装置


実験運用管制チームの構成・配置

「きぼう」の利用は、運用管制室のJEM PAYLOADSの指揮のもと、日本の実験や利用ミッションについては、筑波宇宙センター(TKSC)内のユーザ運用エリア(User Operations Area: UOA)で行われます。UOAにおけるPL FCTおよび各ミッション専門の担当者の配置と、それぞれの役割についてご紹介します。

実験運用管制チーム MAXI #2 SMILES MAXI #1 SEDA-AP EPO JPOC FISICS BIO RYUTAI SAIBO

「きぼう」日本実験棟 実験運用管制室内の配置(ユーザ運用エリア(UOA))

「きぼう」運用管制チーム所属

JEM PAYLOADS
JEM Payload Officer

ジェムペイローズ:ペイロード運用担当

「きぼう」で行われる全ての実験運用の実施責任者。
「きぼう」運用管制チームおよびNASA実験運用チームと協力し、「きぼう」での実験運用が円滑に実施されるよう、取りまとめを行います。
PL FCTは、このJEM PAYLOADSに属するチームです。

JPOC
JAXA Payload Operations Conductor

ジェイポック:
日本の実験運用取りまとめ

流体実験ラックの初回起動時のJPOC

流体実験ラックの初回起動時のJPOC

実験運用管制室のリーダ。
「きぼう」で実施する日本の実験運用に関して、実験計画の調整、進行管理を中心に、実験全般の取りまとめを行います。また、運用管制室にいるJEM PAYLOADSを、ユーザ運用エリア(UOA)から補佐します。

FISICS
FluId ScIence and Crystalization Science Ops Lead

フィジィクス:
流体実験ラック運用担当

流体実験ラックに搭載される実験機器(流体物理実験装置(FPEF)溶液結晶化観察装置(SCOF)蛋白質結晶生成装置(PCRF)画像取得処理装置(IPU))の運用全般を統括します。
流体実験ラックに搭載される実験機器の状態を、軌道上からリアルタイムで送られるデータによって監視するとともに、それらの機器に対する制御を地上から実施します。

BIO
BIology Ops Lead

バイオ:
細胞実験ラック運用担当

細胞実験ラックの初回起動時のBIO

細胞実験ラックの初回起動時のBIO

細胞実験ラックに搭載される実験機器(細胞培養装置(CBEF)クリーンベンチ(CB))の運用全般を統括します。
細胞実験ラックに搭載される実験機器の状態を、軌道上からリアルタイムで送られるデータによって監視するとともに、それらの機器に対する制御を地上から実施します。

RYUTAI Rack UI/PI/Eng.
User Integrator/Principal Investigator/Engineer (RYUTAI Rack)

リュータイ ユーザインテ/ピーアイ/エンジニア:
流体実験ラック実験研究者チーム、エンジニアチーム

実験テーマ提案者である代表研究者「PI」、メーカーと共に個別の実験機器、実験サンプルの製作を担当し、またPIと共に実験計画の検討を行ってきた「UI」、流体実験ラック搭載機器の開発を行ってき実験装置開発担当「Engineer」から構成されます。
実験運用管制室では、実験の映像やデータをモニタしながら、実験条件の変更等をリアルタイムで検討します。研究者チーム、エンジニアチームとPL FCTとが協調し、状況に応じて臨機応変に対応し、実験を遂行します。

SAIBO Rack UI/PI/Eng.
User Integrator/Principal Investigator/Engineer (SAIBO Rack)

サイボウ ユーザインテ/ピーアイ/エンジニア:
細胞実験ラック実験研究者チーム、エンジニアチーム

実験テーマ提案者である代表研究者「PI」、メーカーと共に個別の実験機器、実験サンプルの製作を担当し、またPIと共に実験計画の検討を行ってきた「UI」、細胞実験ラック搭載機器の開発を行ってき実験装置開発担当「Engineer」から構成されます。
流体実験ラックと同様、研究者チーム、エンジニアチームとPL FCTとが協調し、状況に応じて臨機応変に対応し、実験を遂行します。

EPO/Medical
Education Payload Observation Officer

イーピーオー/メディカル:
教育文化・医学ミッション担当

「きぼう」では、科学的な実験の運用のほかにも、国際宇宙ステーション(ISS)独自の環境を利用した、さまざまな教育文化ミッション(教育、人文科学、芸術等に関する試み)や宇宙飛行士の健康を管理する医学ミッションが行われます。
ミッション提案者と共に、使用する機器の製作、ミッション計画の検討を行ってきた教育文化・医学ミッション担当者が、「EPO」や「Medical」として、実験運用管制室に入り、JEM PAYLOADSJPOCらと連携して、運用を行います。

SEDA-AP
MAXI #1 & #2
SMILES
Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload
Monitor of All-sky X-ray Image
Superconducting Submillimeter-Wave Limb-Emission Sounder

セダエーピー、マキシ、スマイルズ:
曝露ペイロード運用チーム

宇宙曝露環境を利用して実験や観測を行う装置(宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)全天X線監視装置(MAXI)超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES))の運用を担当します。
「きぼう」には、宇宙飛行士が普段着で作業を行うことができる船内実験室のほかに、宇宙空間をそのまま利用して実験を行う船外曝露実験エリアである、船外実験プラットフォームがあります。 この曝露環境を利用して実験や観測を行う装置を運用するのが、曝露ペイロード運用チームです。
JEM PAYLOADSJPOCらと連携して、UOAから実験運用を行います。

 
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