JAXAデイリーレポート飛行16日目（Flight Day 16）:「きぼう」日本実験棟 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター

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JAXAデイリーレポート飛行16日目（Flight Day 16）

最終更新日：2008年3月26日

SPACE@NAVI-Kibo DAILY PROGRAM　STS-123 DAY16

2008年3月26日　飛行16日目（Flight Day: FD16）

帰還に向けて飛行するエンデバー号（提供：NASA）

スペースシャトル「エンデバー号」では、飛行17日目のNASAケネディ宇宙センター（KSC）への帰還に向けて軌道調整が行われ、飛行制御システム（Flight Control System: FCS）の点検、姿勢制御システム（Reaction Control System: RCS）のスラスタ噴射試験、クルーキャビン（船内）の片付けやKuバンドアンテナの収納などが行われました。

また、レオポルド・アイハーツ宇宙飛行士が参加する欧州宇宙機関（ESA）の広報イベントや、クルー全員で参加するNASA広報イベントが行われました。

本日の土井宇宙飛行士

NASA広報イベントの様子（提供：NASA）

土井宇宙飛行士は、クルーキャビンの片付けや、レオポルド・アイハーツ宇宙飛行士らとともに、アイハーツ宇宙飛行士が帰還時に使用するシートの設置などを行いました。NASA広報イベントにも参加し、就寝前にはクルー全員で、軌道離脱手順の確認を行いました。

本日の土井宇宙飛行士の食事

朝食	昼食	夕食
白がゆ（FF）（※1）乾燥桃（IM）チキンライス（R）トレイル・ミックス（IM）オレンジ・グレープフルーツドリンク（B）ノンカフェインコーヒー（B）	シーフードラーメン（FF）（※2）お稲荷さん（FF）（※2）七面鳥のテトラジーニ（R）マカロニ&チーズ（R）トルティーヤ（FF）飴がけアーモンド（NF）アップルサイダー（B）	レトルトポークカレー（FF）（※1）たまごスープ（FF）（※1）白飯（FF）（※1）ねぎま（FF）（※2）シュリンプカクテル（R）トルティーヤ（FF）サヤインゲンとマッシュルーム（R）パイナップル（T）ピーチ・アプリコットドリンク（B）

B：飲み物　FF：フレッシュフード（※3）　IM：半乾燥状態　NF：自然状態でパック　R：（温）水を加えて調理する　T：加熱処理

※1：宇宙日本食として認証された宇宙食。詳細は宇宙日本食ページをご覧ください。
※2：宇宙日本食以外の日本食。
※3：フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。

ウェイクアップコール

エンデバー号のクルーは、3月25日午後11時58分に、レオポルド・アイハーツ宇宙飛行士のためにかけられた、アンドレア・ボッチェリが歌うイタリアの歌"Con te Partrio"で起床しました。

本日は、3月26日午後3時58分に就寝しました。起床は3月26日午後11時58分の予定です。

※ウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。以下のサイトでウェイクアップコールを聞くことができます。
≫ STS-123 Wakeup Calls （NASA:英語）