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スペースシャトルからのコマンドで結合機構を解除すると、スペースシャトルはまずバネの力でISSからゆっくりと離れていきます。そして約60cm離れた所で、スラスタを軽く噴射してISSの進行方向へ450フィート(約137m)離れたところまでスペースシャトルを離脱させ、ISSの周囲を縦方向に1周するフライアラウンドを実施します。その後、スペースシャトルはISSから徐々に離れていきます。
センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System:OBSS)とスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を使用して、スペースシャトルの右翼・左翼・ノーズキャップ部の強化炭素複合 材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)パネルが、飛行中に、宇宙デブリ等によって損傷して いないかどうか検査します。
検査データは地上に送られ、地上の技術者が再突入に問題ないかどうか分析します。ミッション・マネージャらが分析結果を基にスペースシャトルの状態を検討・評価し、再突入の承認を出します。
1J(STS-124)ミッションでは飛行2日目にOBSSを使用した熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検を行っていないため、この日の後期点検が一番詳細な点検となります。
(動画は全てNASA提供)
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