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スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System:OBSS)を使用して、スペースシャトルの機体の損傷点検を行います。
飛行3日目のR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)時に撮影した機体の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の画像解析結果から、詳細検査が必要と判断された場合に実施することになります。
ドッキング状態での点検のため、国際宇宙ステーション(ISS)の構造物によりSRMSの操作が制限されるので、全ての点検項目を網羅した点検は出来ません。
「きぼう」日本実験棟船内保管室内や「ハーモニー」(第2結合部)との連結部の配線や配管を取り外し、船内保管室を移設する準備を行います。その後、船内保管室とハーモニーの連結部を減圧後、船内保管室とハーモニー間の結合を解除します。
船内保管室移設の準備作業は、星出宇宙飛行士が行います。
ハーモニーと船内保管室間を固定している共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)*のボルトを分離した後、船内保管室はISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で、「きぼう」船内実験室の天頂部に移動され、取り付けられます。
両モジュールのCBMをボルトで固定した後、連結部の加圧と気密点検が行われます。最後にSSRMSによる船内保管室の把持を開放して、船内保管室の移設は完了します。
船内保管室の移設では、星出宇宙飛行士は主にCBMに関わる作業を担当します。
この日の終わりに、「きぼう」ロボットアームを本格的に起動し、稼動状態を確認します。(この時点でもまだアームの動作はできません)
(動画、画像は全てNASA提供)
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