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「きぼう」日本実験棟船内実験室と「ハーモニー」(第2結合部)間の連結部に入り、電気・通信ケーブルや配管類を接続し、船内実験室の起動・入室準備を整えます。この作業は、星出宇宙飛行士により行われます。
その後、地上(NASAの宇宙ステーション管制センター)からのコマンドにより、ハーモニーから船内実験室への電源投入が行われると、船内実験室内に搭載されたいくつかのB系システム機器が自動で起動され、初期起動の準備が整います。
船内実験室のシステムはA系、B系の冗長構成となっていますが、まずその片系のB系システムを起動します(B系起動)。星出宇宙飛行士が、ハーモニー内のコンピュータを使用して、船内実験室のB系システムの初期起動を行います。
B系起動に必要なB系システムラック(空調/熱制御ラック2、電力ラック2、情報管制ラック2)は、船内実験室に搭載されて打ち上げられます。その後、筑波宇宙センター(TKSC)の「きぼう」運用管制室から、B系システムの起動が継続されます。
さらに連結部での設定作業を行い、船内実験室/ハーモニー間のハッチを開きます。星出宇宙飛行士が船内実験室内に入って室内の点検と設定を行います。
※船内実験室内部の詳細については「搭載ラック」を参照下さい。
1J/A(STS-123)ミッションで「きぼう」船内保管室に運ばれたラックのうち、最初に「きぼう」ロボットアーム制御ラックを、船内実験室に移設します。
移設後、ヒータの起動が必要かどうかを判断するため、「きぼう」ロボットアームの温度状態をできるだけ早く確認する必要があります。このため、ロボットアーム制御ラックを一番初めに船内実験室に設置します。
翌日、飛行6日目にこのラックの配線を接続すると、TKSCの運用管制室から「きぼう」ロボットアーム制御ラックの起動が行われ、「きぼう」ロボットアームの温度データを詳細に確認できるようになります。
クルー全員で第2回船外活動の手順を確認します。また、第2回船外活動のクルーは「クエスト」(エアロック)内で一晩を過ごします(キャンプアウト)。
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