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国際宇宙ステーション(ISS)上に取り付けてあったセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System:OBSS)をスペースシャトルに回収する作業と、「きぼう」日本実験棟船内実験室をスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)から取り出す準備などが行われます。
星出宇宙飛行士は、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作し、OBSSをスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)に受け渡す作業を行います。
※詳細は「第1回船外活動」を参照下さい。
SSRMSで船内実験室をペイロードベイ(貨物室)から取り出し、「ハーモニー」(第2結合部)左舷側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)に結合させます。船内実験室の取出し/取付けの際、星出宇宙飛行士がSSRMSを操作します。SSRMSを操作する作業を行うのは、日本人宇宙飛行士として初となります。
船内実験室とハーモニー間のCBMのボルトを固定すると、船内実験室のISSへの結合が完了します。結合後、船内実験室とハーモニーとの連結部を加圧し、気密点検を行います。
船内実験室は、「きぼう」船内保管室から船内実験室へシステムラックが移設・設置され、A系システムの起動を完了するまで(飛行6日目)は、SSRMSで把持された状態で、電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple. Fixture: PDGF)を通してヒータ電力の供給を受けます。
(動画、画像は全てNASA提供)
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