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「きぼう」日本実験棟

1日目(Flight Day 1: FD1)

最終更新日:2008年5月28日
【ミッション概要】
  • 打上げ/軌道投入
  • 分離後の外部燃料タンク(ET)の撮影
  • 軌道投入後作業(ペイロードベイ(貨物室)ドアの開放、Kuバンドアンテナ展開など)
  • 船内実験室へのヒータ電力供給開始
  • 翼前縁の衝突検知センサデータおよびETの撮影画像の地上への送信
  • ランデブ用軌道制御

打上げ/軌道投入

スペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げ(STS-120ミッション)

スペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げ(STS-120ミッション)

スペースシャトル「ディスカバリー号」は、NASAケネディ宇宙センター(KSC)の39A発射台より打ち上げられます。

打上げ後、オービタは以下の流れで初期軌道に投入されます。

約2分後
  ↓ 
固体ロケットブースタ(Solid Rocket Booster: SRB)の分離
約8分30秒後
  ↓ 
メインエンジン(Space Shuttle Main Engine: SSME)の停止
約8分50秒後
  ↓ 
外部燃料タンク(External Tank: ET)の分離
約40分後 軌道制御システム(Orbital Maneuvering System: OMS)のエンジンを噴射し初期軌道に投入

上昇時には、ETに設置したテレビカメラからリアルタイムの映像が送られます。

ET分離時には、オービタの腹部に装備したデジタルカメラのほか、クルーが手持ちのビデオカメラとデジタルカメラを使ってET分離後の撮影を行います。映像は、断熱材の剥離の有無を確認するために非常に重要なデータであるため、軌道投入後、直ちに地上へ送信され解析されます。 星出宇宙飛行士は、船内テレビカメラの設定を担当します。

打上げ時のスペースシャトル内の様子(STS-123ミッション)

打上げ時のスペースシャトル内の様子(STS-123ミッション)

分離後にエンデバー号から撮影されたET(STS-123ミッション)

分離後にエンデバー号から撮影されたET(STS-123ミッション)


軌道投入後作業

打上げ約45分後より、船内を打上げ時の状態から軌道上運用状態へ変更する作業や、与圧服(オレンジスーツ)から普段着への着替えなどが行われます。

また、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)ドアを開放し、ラジエターパネルを展開します。Kuバンドアンテナを展開・起動することで、映像や大容量のデータを地上に送信することができるようになります。

船内実験室へのヒータ電力供給開始

ペイロードベイ(貨物室)に搭載された船内実験室(STS-124ミッション)

ペイロードベイ(貨物室)に搭載された船内実験室(STS-124ミッション)

ペイロードベイ(貨物室)に搭載された「きぼう」日本実験棟船内実験室の機器の温度が許容範囲以下に低下するのを防ぐために、船内実験室は第1回船外活動を開始するまでの間、スペースシャトルからヒータ電力の供給を受けます。

就寝

初日は打上げの約6時間後に就寝します。

(画像は全てNASA提供)

 
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