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【動画1】マトリョーシカファントム設置の様子(提供:NASA) |
【写真1】37Pプログレスで打ち上げられた線量計を組み込む |
【写真2】線量計を組み込んだファントムと野口宇宙飛行士(右)(提供:NASA) |
【写真3】野口宇宙飛行士がF2ラックに設置したマトリョーシカファントム(提供:NASA) |
【図1】マトリョーシカファントムの設置場所(F2ラック) |
【図2】マトリョーシカファントムの概要 |
【図3】PADLES線量計 |
2.「きぼう」利用実験のポイント
(1)「きぼう」に設置する意義
2008年6月に「きぼう」船内実験室が打ち上げられるまでは、マトリョーシカ実験は、ロシアモジュール「ズヴェズダ」の船内外やロシアのドッキングモジュール「ピアース」で実施されていました。ロシアのモジュールは、他国のモジュールと規格が異なり、形状が複雑で船壁が厚いモジュールです。今回「きぼう」日本実験棟で実験をすることで、船壁の厚さや構造が異なるロシアモジュールとの遮蔽効果を比較する実験ができます。
JAXAが持っている「きぼう」日本実験棟の構造や線壁の厚さの詳細情報や、「きぼう」船内実験室に17か所設置されている放射線環境モニタリング実験(Area PADLES)の測定結果を組み合わせて、
を行います。これらの研究開発には、国内の研究機関では、高エネルギー加速器研究機構、日本原子力研究機構、放射線医学総合研究所との研究協力が進んでいます。
(2)今回の国際協力
今回のシリーズ実験は、JAXA/ESA/ROSCOSMOSの3機関が合同で実施した初めての実験運用となります。ESAがファントムを使った実験機会を提供し、ロシアが線量計を組み込む作業を、JAXAが実験実施場所(保管スペース)を提供しました。軌道上にあるファントムや実験スペースを国際間で有効に活用し、「きぼう」利用による宇宙放射線物理分野に大きく貢献するデータ取得が可能となりました。
参考:
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