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国際宇宙ステーションの組立フライト ULF5(STS-133)

第2回船外活動

最終更新日:2011年1月20日
船外活動を担当するボーエン(左)、ドルー(右)両宇宙飛行士

実施日:飛行7日目
担当:スティーブ・ボーエン(左)、ベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.(右)両宇宙飛行士

軽量取付け台(LWAPA)のスペースシャトルへの回収

国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の先端に船外活動クルーが乗った状態で「コロンバス」(欧州実験棟)まで移動し、STS-123ミッションでコロンバス外部に設置された軽量取付け台(Lightweight Adapter Plate Assembly: LWAPA)を取り外して、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に回収します。

※LWAPAは、材料曝露実験装置6(Materials ISS Experiment: MISSE-6)の固定に使用していたもので、MISSE-6はSTS-128ミッションで回収済です。

コロンバスに取り付けられたLWAPA(左)とLWAPAのイメージ(右)

コロンバスに取り付けられたLWAPA(左)とLWAPAのイメージ(右)
(6Aと6BはSTS-128ミッションで回収されたMISSE-6の2個の容器)

船外保管プラットフォーム2(ESP-2)のポンプモジュール(PM)に残留しているアンモニアの排出

ESP-2上のPMの保管場所

ESP-2上のPMの保管場所

第1回船外活動で取り付けたツールを使用して、船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform 2: ESP-2)に設置したポンプモジュール(Pump Module: PM)に残留している冷却用の液体アンモニアを排出します。この作業は、故障したPMの回収(STS-135ミッションで予定)に備え、液体アンモニアが漏れ出す可能性を排除するために行います。

エクスプレス補給キャリア4(ELC-4)の多層断熱材(MLI)カバーの取外し

ELC-4のMLIカバー

ELC-4のMLIカバー

ISSに設置したエクスプレス補給キャリア4(Express Logistics Carrier 4: ELC-4)の制御機器から、多層断熱材(Multi-Layered Insulation: MLI)カバーを取り外します。

「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)へのカメラの設置、MLIカバーの取外し

デクスター(STS-131ミッション時)

デクスター(STS-131ミッション時)

デクスターの目の役割をするカメラ・照明・雲台装置1(Camera Light Pan/Tilt Unit assembly 1: CLPA-1)の設置と、MLIカバーを取り外す作業を行います。

外部カメラへのカバーの装着

外部カメラのレンズの前に装着するカバーを、SSRMSの肘部カメラ、デクスターのCLPA-2のカメラ、ペイロード/軌道上交換ユニット把持装置(Payload and Orbital Replacement Unit Accommodation: POA)のカメラ・照明装置(Camera Light assembly : CLA)のカメラに取り付けます。

このカバーは、宇宙機のスラスタ噴射時の噴射物による汚染から、カメラのレンズを保護するものです。レンズが汚染されると、カメラ全体の交換が必要となりますが、カバーを装着することで、カバーのみの交換で対応できるようになります。

カメラのレンズの前に装着するカバー

カメラのレンズの前に装着するカバー

P3トラスへの外部照明の設置、「トランクウィリティー」(第3結合部)のMLIカバーの取外しなど

そのほか、P3トラスへの外部照明の設置、トランクウィリティーのMLIカバーの取外しなどを行います。

※ISSでは、現在、非常に多くの船外活動作業のリストが残っています。ひとつひとつは簡単な作業ですが、作業場所の移動や足場の固定、機器の準備や片づけなど、ある程度の時間を要します。従って、STS-133ミッションの2回の船外活動では、このような小さな作業が多数リストアップされており、作業の項目や順序も変更される可能性があります。

(特に断りの無い限り、写真、画像は出典:JAXA/NASA)

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