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国際宇宙ステーションの利用補給フライト ULF1.1(STS-121)

STS-121 NASAステータスレポート#22

最終更新日:2006年7月16日

2006年7月15日(土)午前2時00分(米国中部夏時間)
2006年7月15日(土)午後4時00分(日本時間)

本日は、スペースシャトル「ディスカバリー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーによる共同運用の最終日となります。ISSにドッキングして約9日間を過ごしたディスカバリー号は、米国中部夏時間7月15日午前5時8分(日本時間7月15日午後7時8分)にISSから分離する予定です。

ディスカバリー号のクルーは、7月15日午前0時8分(同7月15日午後2時8分)に、U2の“Beautiful Day”という曲で起床しました。この曲は、ディスカバリー号のパイロットのマーク・ケリーのために、ISSからの分離の日にかける曲として選ばれました。

最後の物資移送作業とシステム設定を行った後、9人のクルー全員は、7月15日午前2時38分(同7月15日午後4時38分)に、テレビ中継されるお別れセレモニーのために集まる予定です。このセレモニーが終わるとまもなく、ISSとディスカバリー号の間のハッチを閉鎖します。

ISSからの分離後、ケリーは、スラスタを2回噴射してディスカバリー号をISSから遠ざけます。

ISSとのドッキングを解除した約3時間後、コマンダーのスティーブン・リンゼイとミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリサ・ノワックとマイケル・フォッサムは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、ディスカバリー号の右翼の最終検査を行い、その後、ケリーとMSのステファニー・ウィルソンがノーズキャップの検査を行う予定です。

ミッション・マネジメント・チーム(Mission Management Team: MMT)がOBSSによる検査結果を審査して、7月17日に予定されているNASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸に問題がないことを確認するまで、ディスカバリー号はISSの後方45マイル(約72km)の位置を飛行し続ける予定です。

ISSの第13次長期滞在クルーは、通常のISS運用に戻る予定です。ディスカバリー号のクルーが出発した後には、日常のメンテナンス作業と運動を行う予定です。コマンダーのパベル・ビノグラドフとフライトエンジニアのトーマス・ライターは緊急時の訓練を行い、フライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズは、与圧されていたPMA-2(与圧結合アダプタ2)を減圧する予定です。

次のSTS-121ステータスレポートは、7月15日の夕方(同7月16日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/news/sts121/STS-121-22.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。


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