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国際宇宙ステーションの利用補給フライト ULF1.1(STS-121)

STS-121 NASAステータスレポート#13

最終更新日:2006年7月11日

2006年7月10日(月)午後5時00分(米国中部夏時間)
2006年7月11日(火)午前7時00分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーが行った6時間47分の船外活動により、国際宇宙ステーション(ISS)のモービルトランスポータ(台車:MT)は完全に復旧し、ISSの冷却システム用ポンプモジュールの予備品が保管場所に取り付けられました。

船外活動クルーのピアース・セラーズとマイケル・フォッサムは、米国中部夏時間7月10日午前7時14分(日本時間7月10日午後9時14分)に「クエスト」(エアロック)から船外に出た後、ディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)まで移動しました。ふたりはポンプモジュールを曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier:ICC)から持ち上げ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリサ・ノワックとステファニー・ウィルソンが操作する全長58フィート(約17.7m)の「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)で把持できるように支援しました。カナダアーム2がポンプモジュールを船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform-2: ESP-2)へ運ぶ間、セラーズとフォッサムはS0(エスゼロ)トラスへと移動し、今回の船外活動で最も重要な作業である、TUS(Trailing Umbilical System)リールアセンブリの交換作業を開始しました。

TUSリールアセンブリには、MTがISSのトラス上を移動するための電源供給/データ/ビデオ伝送用のケーブルが収納されています。S0(エスゼロ)トラスの地球側に取り付けられたTUSリールアセンブリのケーブルは、昨年末にケーブルカッター(TUS Disconnect Actuator: TDA)の誤作動で切断されてしまい、修理が必要となっていました。修理の第一段階として、セラーズは、TDAを含むインタフェース・アンビリカル部(Interface Umbilical Assembly: IUA)を、ブレード(刃)の付いていない新しいIUAに交換しました。

この頃には、カナダアーム2が把持したポンプモジュールが、クエストの前方(ISSの進行方向)に取り付けられているESP-2に到着していました。セラーズとフォッサムは、ESP-2へ移動し、ポンプモジュールをカナダアーム2から受け取り、保管場所に固定した後、TUSの交換作業を行うS0トラスへと戻りました。

ふたりは、損傷したTUSリールアセンブリをS0トラスから外し、それをカナダアーム2に乗ったフォッサムが掴んでペイロードベイ(貨物室)へ運びました。フォッサムがペイロードベイに到着後、セラーズは新しいTUSリールアセンブリをICCから外し、フォッサムが持ってきた古いものと交換しました。フォッサムがカナダアーム2に乗ってS0トラスの作業場所に戻っている間に、セラーズは古いTUSリールアセンブリをクロスベイ・キャリア(ICC)に収納しました。S0トラスの作業場所にセラーズが合流した後、新しいTUSリールアセンブリを取り付け、電力供給/データ/ビデオ伝送用ケーブルをIUAに接続しました。

船外活動中に2度、セラーズのセルフレスキュー用推進装置(Simplified Aid For EVA Rescue: SAFER)の接続が緩んでいたため、フォッサムは作業を中断し緩みを直しました。1回目はセイフティ・テザーで固定しました。

船外活動クルーは、7月10日午後2時1分(同7月11日午前4時1分)に、ハッチを閉じ、クエストの再与圧を開始し、6時間47分にわたった船外活動を終えました。今回のミッションでこれまでに行った2度の船外活動の累積時間は14時間18分となりました。第3回船外活動は7月12日に予定されており、開発中のスペースシャトル熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の修理技術と材料の試験を行う予定です。

船外活動の間、パイロットのマーク・ケリーは船外活動クルーのスケジュールを管理していた一方、コマンダーのスティーブン・リンゼイはカメラを操作し、水のコンテナふたつをISSへ移送しました。ISSの第13次長期滞在クルーであるパベル・ビノグラドフと、フライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズとトーマス・ライターは、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)からの機材や補給品の搬入作業を引き続き行いました。

次のSTS-121ステータスレポートは、7月11日午前(同7月11日夜)に発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/news/sts121/STS-121-13.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。


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