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船内活動

 UF2フライト(STS-111)はクルー交替、補給、組立・補修などの任務を負っています。このフライト中に国際宇宙ステーション(ISS)とスペースシャトルエンデバー号の中では次のような作業を実施する予定です。
  • クルー交替
    ・第4次長期滞在クルーと第5次長期滞在クルーの交替と引継作業を実施する。
    ・ 緊急帰還用ソユーズ宇宙船のシートライナーを第5次長期滞在クルーのものに入れ替える。
    ・安全に関する説明をおこなう。

  • 補給
    MPLMをユニティに結合
    Real Video[33sec] 28K/56k 256K
    MPLMを貨物室に収容
    Real Video[21sec] 28K/56k 256K
    ・貨物室内に搭載されている多目的補給モジュール(Multipurpose Logistic Module: MPLM)ラファエロを、エンデバー号のロボットアームを使用して取り出し、ノード1(ユニティ)の地球側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)に結合させる。
    ・エンデバー号の燃料電池で生成された水(約344リットル)を飲料水としてISSに搬入する。
    ・エンデバー号のミッドデッキに搭載した実験機器を米国実験棟(デスティニー)に搬入し、起動する。また地球に持ち帰る実験機器をエンデバー号からミッドデッキに収容し、機能維持の電力を必要とするものは起動させる。また、ミッドデッキ内の実験装置の日々の維持作業をおこなう。
    ・MPLMから補給品をISSに搬入する。
    ・エンデバー号のミッドデッキから補給品をISSに搬入する。
    ・ISSから持ち帰る物品をMPLMまたはエンデバー号のミッドデッキに搬入する。
    ・MPLMをエンデバー号のロボットアームを使用して、貨物室に収容する。

  • 組立・補修
    MBSをMT付近に保持
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    MBSをMTに結合
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    ・船外活動の際、ロボットアームを操作して船外活動実施者を移動させたり、作業状況を撮影するなどの支援をおこなう。
    ・ISSのロボットアーム「カナダアーム2」がトラスに沿って移動するための重要な設備であるモービル・ベース・システム(Mobile Base System: MBS)を、エンデバー号の貨物室から飛行5日目に取り出して、トラス上を移動する台車であるモービル・トランスポータ(Mobile Transpoter: MT)付近にカナダアーム2を使って運搬しておき、 飛行6日目にMTに仮り取付けする。(本取り付けは船外活動による。)

  • その他
    ・ISSの軌道高度を維持するために高度を上昇させるリブーストを3回実施する予定。



最終更新日:2002年5月28日

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