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国際宇宙ステーションへの補給フライト 11P


11P分離 11P打上げ計画 11P前後のISSの形状
ISSから分離したプログレス補給船(11P) ISSから分離したプログレス補給船(11P)
ISSから分離したプログレス補給船(11P)
ドッキング直前のプログレス ドッキング直前のプログレスから見たISS ドッキング
ドッキング直前のプログレス
ドッキング直前のプログレスから見たISS
ドッキング

日本時間2003年10月3日午後9時12分頃、プログレス補給船(11P)は予定通り大気圏に再突入し、太平洋上に安全に投棄されました。

日本時間2003年9月5日午前4時42分、プログレス補給船(11P)は、国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、1ヶ月間軌道上に留まっていました。

11回目の補給フライト 11P打上げ
ソユーズロケットの打上げ
ソユーズロケットの打上げ

11Pフライトは、ロシアのプログレスM1-259補給船を打ち上げて、ISSの「ピアース」(ロシアのドッキング室)下部に無人でドッキングさせるミッションであり、ISSへ向かう11機目のプログレス補給船です。

11Pのプログレス補給船は、これまでのミッションとは異なりピアースにドッキングして、ISSに初めてソユーズ宇宙船と2機のプログレス補給船が同時に結合した状態となります。11Pの役割はISSへの物資の補給以外にISSのロール方向の姿勢制御を担当することです。ピアースに結合した状態でのロール方向制御は、ズヴェズダのスラスタを使用したロール制御に比べて重心からの距離が遠くなるため、効率的であり燃料消費を抑えることができます。
11Pのプログレス補給船は、ISSに滞在しているクルーのための水や食料、予備品等を補給する重要な役割を持っています。
11Pフライトでは主に以下の補給品をISSに搬入する予定です。米国分として約160kgの輸送重量が割当てられています。

  • 飲料水
  • 食料(米国とロシアの食料)
  • 推進剤
  • 酸素
  • 衛生用品(汚物容器、ごみ袋)、医薬品
  • クルーサポート品(下着、衣類、タオルなど)
  • ビデオ、カメラ器材
  • ESAの商業実験装置(22kgを要望)
  • 交換修理品、予備品など(内部能動熱制御系(Lab IATCS)のPPA(Pump Package Assembly)、二酸化炭素除去装置(CDRA)エアセレクタバルブ2台、筋力トレーニング装置(IRED)の部品、トレッドミル(TVIS)の交換部品、ザーリャもしくはズヴェズダのバッテリ、ロシアのOrlan宇宙服のバッテリなど)

 

11P打上げ計画
11P打上げ計画(2003年6月11日現在)
打上げ日時
2003年6月8日午後 4時34分(バイコヌール夏時間)
2003年6月8日午後 2時34分(モスクワ夏時間)
2003年6月8日午前 5時34分(米国中部夏時間)
2003年6月8日午後 7時34分(日本時間)
射 場 カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズロケット
ドッキング日時
2003年6月11日午後 3時15分(モスクワ夏時間)
2003年6月11日午前 6時15分(米国中部夏時間)
2003年6月11日午後 8時15分(日本時間)

 

11P前後のISSの形状
11Pフライト前のISS(10Pの分離後)
11Pフライト前のISS
下矢
11Pフライト後のISS
11Pフライト後のISS

 

最終更新日:2003年10月6日

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