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国際宇宙ステーション

STS-134 NASAステータスレポート#07

最終更新日:2011年5月20日
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2011年5月19日(木) 午後5時00分(米国中部夏時間)
2011年5月20日(金) 午前7時00分(日本時間)

5月19日、天文学と高エネルギー物理学を統合させて宇宙についての理解を深めることを目的とした装置が、スペースシャトル「エンデバー号」のクルーによって国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けられました。

米国中部夏時間5月19日午前4時46分(日本時間5月19日午後6時46分)、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作するエンデバー号のパイロットのグレゴリーH.ジョンソンとミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のグレゴリー・シャミトフによって、開発費20億ドル、重量15,251ポンド(約6,919kg)のアルファ磁気スペクトロメータ(Alpha Magnetic Spectrometer: AMS-02)がS3トラスに設置されたことが確認されました。これに先立ち、MSのアンドリュー・フューステルとロベルト・ビットーリがスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)でAMS-02をエンデバー号のペイロードベイ(貨物室)から取り出し、SSRMSに受け渡していました。

ISSの運用が続く限り、少なくとも2020年までは、このS3トラスがAMS-02の運用場所となります。AMS-02は、毎秒25,000個の宇宙の素粒子を検知し、毎秒6メガビットのデータを地上に送り続ける予定です。AMSプロジェクトには16カ国56機関から600人の科学者や技術者が参加しています。AMS-02の初期点検が終了するとともに、ミッションコントロールセンター(MCC)のAMSチームはAMS-02の探出器が収集する膨大なデータをモニタすることができるようになります。

AMSプロジェクトの代表研究者(PI)であるマサチューセッツ工科大学のサミュエル・ティン教授は、MCCのISS飛行管制室から、無線で、軌道上のクルーに対してお祝いの言葉を伝えました。

教授は、ISSまでAMS-02を安全に運搬してくれたことをクルーらに感謝し、そして彼らの仕事のおかげで「AMSの科学的可能性の実現に一歩近づいた」と述べました。

地上の専門家は、スペースシャトルのランデブ飛行中、スペースシャトルがISSの下方で後方1回転している間にISSから撮影したエンデバー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の画像を基に解析作業を続けています。地上のチームはエンデバー号の耐熱シールドの詳細検査を5月21日に実施できるよう計画を策定中です。詳細検査が必要かどうかの最終的な判断は明日行われる予定です。

フューステルとシャミトフは、STS-134ミッションで計画されている4回の船外活動のうちの第1回目の船外活動を5月20日午前2時15分(同5月20日午後4時15分)に開始する予定です。この2名の船外活動クルーと、この船外活動を船内から指揮するマイケル・フィンクは、5月19日午前中に約1時間かけて船外活動で使用する道具類を準備しました。

1日の作業が終わる頃に、エンデバー号のクルーは全員で約1時間にわたり船外活動手順の確認を行いました。フューステルとシャミトフは今晩は「クエスト」(エアロック)内で睡眠をとる予定です。このキャンプアウトは、減圧した環境下で過ごすことにより、血中の窒素濃度を低下させ、船外活動中の減圧環境下で減圧症(ベンズ)にかかるのを予防します。

船外活動では、材料曝露実験装置(Materials International Space Station Experiment:MISSE)の回収、新しいMISSEの設置、S3トラスへの照明の取り付け、冷却ループへのアンモニア液を補充する準備、そしてアンテナ1本の取り付けなどの作業を行う予定です。

エンデバー号のコマンダーであるマーク・ケリー、ジョンソン、MSのフューステルとフィンク、そしてISSのフライトエンジニアのロナルド・ギャレンは、5月19日午前5時10分(同5月19日午後7時10分)から、マイルズ・オブライエン司会による米国ニュース番組PBS NewsHourとGoogleに出演してインタビューに応じました。また、ケリーとISSのフライトエンジニアのキャスリン・コールマンは、午前9時(同5月19日午後11時)頃から米国国営ラジオ局(NPR)、共同通信社、ロイターおよびFoxニュースのインタビューに応じました。

次回のSTS-134ミッションステータスレポートはクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行します。

出典:STS-134 MCC Status Report #07(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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