サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

国際宇宙ステーション

STS-132 NASAステータスレポート#19

最終更新日:2010年5月24日
« STS-132-18 | 一覧 | STS-132-20 »

2010年5月23日(日) 午後2時00分(米国中部夏時間)
2010年5月23日(月) 午前4時00分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」は、米国中部夏時間5月23日午前10時22分(日本時間5月24日午前0時22分)に国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、ISSの新しいモジュールの設置や、バッテリ交換、物資補給を実施した7日間のISS滞在を終了しました。

ミッション中の3回の船外活動では、宇宙飛行士らは、冗長系用の高速通信アンテナをISSに取り付け、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)に作業台を取り付けました。また彼らは、ISSのP6トラス上に設置されている1台375ポンド(約170 kg)のバッテリ6台を取り外して新しいものに交換しました。古いバッテリ6台は、アトランティス号のペイロードベイ(貨物室)に搭載されて地上に回収されます。

アトランティス号でISSに輸送されたラスビェット(Rassvet)という愛称のロシアの小型研究モジュール(Mini-Research Module 1: MRM1)は、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のピアース・セラーズとギャレット・リーズマンの操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で、「ザーリャ」(基本機能モジュール)に設置されました。細心の注意を要するこの設置作業では、ラスビェットとISSのロシア区画をつないだコンピュータの運用や、全長58フィート(約17.7 m)のSSRMSの精密な制御を要しました。セラーズとリーズマンは、まだ新しいキューポラの窓からの視界を快適に利用して、キューポラ内でロボットアームの操作を行ないました。

ISSのコマンダーであるオレッグ・コトフは、お別れセレモニーで、今週の成果について手短に話した後、「この共同運用は、我々の友好とプロ意識の良い例となった。」と語りました。アトランティス号のコマンダーであるケネス・ハムは、「我々は幸運に恵まれたチームだ。それは皆の努力のおかけでもある。我々は共にミッションを遂行した12名のひとつのチームだ。」と、それに応じました。

ISSからの分離後、パイロットのドミニク・アントネリは、アトランティス号を操縦して、ISSから約400フィートから600フィート(約122 mから183 m)の距離を維持してISSの周りを周回しました。クルーは新しいモジュールが設置されたISSの状態を記録するため、スチルカメラとTVカメラで撮影を行ないました。アトランティス号は、5月23日午前11時37分(同5月24日午前1時37分)に最初の軌道離脱噴射を行い、ISSから離れていきました。

アトランティス号のクルーであるハム、アントネリ、MSのリーズマン、マイケル・グッド、スティーブ・ボーエンおよびセラーズは、午前中はISSからの最終物資の移送、ランデブ機材の準備やISSからの出発に備えた作業を行ないました。

彼らと、ISSのクルーであるコトフ、フライトエンジニアのアレクサンダー・スクボルソフ、トレーシー・カードウェル、ミカエル・コニエンコ、野口聡一、およびティモシー・クリーマーは、5月23日午前5時(同5月23日午後7時)を少し過ぎた頃、集合写真撮影のために集まりました。彼らはその後、NASAの各センターと東京に集まった報道陣からの質問に応じました。ISSとスペースシャトルのクルーは、一緒にとるのは最後となる昼食を楽しみました。

その後、お別れセレモニーが行なわれ、アトランティス号のクルーがISSから出発しました。5月23日午前7時43分(同5月23日午後9時43分)、2機の宇宙機間のハッチが閉じられ、6日と20時間25分間にわたる共同運用が終了しました。ISS分離時点では、2機の宇宙機は、7日と54分間にわたりドッキングして飛行していたことになりました。

5月24日は、スペースシャトルのクルーは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)と、全長50フィート(約15.2 m)のセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して、機体の耐熱材である強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)の通常の後期点検を行なう予定です。打上げ後に実施した機体の損傷点検では、OBSS先端にケーブルがひっかかっていたため、完全に点検を行うことが出来ませんでした。船外活動クルーがこのひっかかりを直したため、5月24日には、十分な点検を行うことができます。打上げ後の機体の点検で足りなかったデータは、その他の画像や工学的データを用いて埋め合わせました。

5月25日は、船内の片付けと、アトランティス号の姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)および機体の飛行制御システムの点検に取り組む予定です。NASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸は、5月26日午前7時48分(同5月26日午後9時48分)の予定です。

次回のSTS-132ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-132 MCC Status Report #19(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約