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国際宇宙ステーション

STS-132 NASAステータスレポート#02

最終更新日:2010年5月16日
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2010年5月15日(土) 午前4時00分(米国中部夏時間)
2010年5月15日(土) 午後6時00分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」の6名のクルーは起床しており、当該ミッションにおける、最初の宇宙での丸一日を開始するための準備ができています。本日クルーは、アトランティス号の機体の通常点検と、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備作業を中心に取り組む予定です。

クルーは、米国中部夏時間5月15日午前3時20分(日本時間5月15日午後5時20分)に、ビリー・ジョエルの“You’re My Home”で起床しました。この曲は、今回2回目の飛行となる、コマンダーのケネス・ハムのためにかけられました。

本日の主要作業は、6時間にわたって実施するアトランティス号の翼前縁とノーズキャップ(先端部)の点検です。ハムと、パイロットのドミニク・アントネリ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のギャレット・リーズマンおよびピアース・セラーズは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)と、専用のカメラシステムを使って、機体の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の詳細画像を地上に送信します。この画像は地上で専門家が解析するためのものです。

一方、マイケル・グッドとスティーブ・ボーエンは、本ミッションで予定されている3回の船外活動で使用する宇宙服を取り出して準備を行なう予定となっています。本日の後半には、ボーエンとリーズマンは、ISSに接近およびドッキングする際に必要となるランデブ機器の点検を行なう予定です。アトランティス号のISSへのドッキング予定時刻は、5月16日午前9時27分(同5月16日午後11時27分)です。

同様に、第23次長期滞在クルーのコマンダーであるオレッグ・コトフと、ロシアの宇宙飛行士でフライトエンジニアのアレクサンダー・スクボルソフおよびミカエル・コニエンコ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士でフライトエンジニアの野口聡一、そしてNASAの宇宙飛行士でフライトエンジニアのティモシー・クリーマーおよびトレーシー・カードウェルも、ISSで、スペースシャトルのクルーの到着に向けた準備を行なっています。

ISSクルーは、地上との作業スケジュール確認の際に、デブリ回避マヌーバ実施の可能性があることを連絡されました。今もなお、地上のデブリ解析チームは、当該マヌーバが必要かどうかの評価を継続していますが、もし必要な場合は、5月15日夜、クルーが眠っている間に、地上からのコマンドでマヌーバを実施することもあり得ます。本日の午後4時(同5月16日午前6時)までに最終的な決定がなされる見込みです。マヌーバを実施する場合には、5月15日午後8時08分(同5月16日午前10時08分)に毎秒0.5メートルの減速噴射を行いますが、5月16日のアトランティス号のISSへのランデブ/ドッキング運用への影響はありません。

次回のSTS-132ミッションステータスレポートは、クルーの就寝後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-132 MCC Status Report #02(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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