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国際宇宙ステーション

STS-131 NASAステータスレポート#26

最終更新日:2010年4月18日
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2010年4月17日(土) 午前11時30分(米国中部夏時間)
2010年4月18日(日) 午前1時30分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国中部夏時間4月17日午前7時52分(日本時間4月17日午後9時52分)に国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、10日と5時間8分のISS滞在を終えました。今回のミッションでは、3回の船外活動を行い、6.3トン以上の機器と補給品を運びました。

分離後、パイロットのジェームズ・ダットンは、ディスカバリー号を操縦して、ISSから約500フィート(約152m)離れた位置で、ISSの周りを1周するフライアラウンドを行いました。クルーは、ISSの状態を記録するために写真やビデオを撮影しました。

コマンダーのアレン・ポインデクスター、ダットン、およびミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のドロシー・メカフ・リンデンバーガー、リチャード・マストラキオ、ステファニー・ウィルソン、クレイトン・アンダーソン、および日本の宇宙飛行士の山崎直子は、4月19日午前7時51分(同4月19日午後9時51分)にNASAケネディ宇宙センターに着陸する予定です。

ハッチは、4月17日午前5時30分(同4月17日午後7時30分)に閉じられました。クルーは、10日と1時間19分の共同運用を行いました。ポインデクスターとISSのコマンダーのオレッグ・コトフが、それぞれのクルーを代表してお別れの挨拶をしました。

マストラキオとアンダーソンによる全3回の船外活動の主な作業として、1,700ポンド(約771kg)のアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)をISSの外部に設置し、使用済みのATAと交換する作業を行いました。ふたりはレートジャイロ・アセンブリ(Rate Gyro Assembly: RGA)の交換と、日本の実験装置およびふたつのデブリシールドの回収も行いました。

ディスカバリー号は、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)を軌道に運んでISSに取り付け、搭載していた機器、補給品、実験ラックをISSに降ろしました。その後、地上に持ち帰るISSの不要な機器や物資が、レオナルドに積み込まれました。

このミッションでは、初めてのことがいくつか達成されました。4人の女性が初めて一緒に宇宙に滞在し、山崎とISSのフライトエンジニアの野口聡一という、ふたりの日本人宇宙飛行士が初めて同時に宇宙に滞在しました。

ディスカバリー号は、耐熱シールドの後期点検をISSで行えるように、滞在を1日延長しました。この点検は、通常分離後に行われます。しかし、ディスカバリー号の高速データ通信用のKuバンドアンテナが作動していないため、点検で得た画像をISSのKuバンド経由でダウンリンクして地上での分析に回せるように、点検の計画が変更されました。

地上の専門家は、この点検で得られたデータを確認した結果、ディスカバリー号の耐熱シールドは良好な状態にあり、4月19日の地球大気への再突入に問題ないと判断しました。

ISSでは、第23次長期滞在クルーのコトフと、フライトエンジニアのアレクサンダー・スクボルソフ、トレーシー・カードウェル、ミカエル・コニエンコ、野口とティモシー・クリーマーがディスカバリー号のフライアラウンドと、その後のISSからの離脱を見守りました。

次回のSTS-131ステータスレポートは、4月17日午後11時21分(同4月18日午後1時21分)に予定されているクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-131 MCC Status Report #26(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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