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国際宇宙ステーション

STS-131 NASAステータスレポート#20

最終更新日:2010年4月15日
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2010年4月14日(水) 午後4時00分(米国中部夏時間)
2010年4月15日(木) 午前6時00分(日本時間)

本日午後に、軌道上のクルーが休憩を取っている間に、地上のチームは故障している冷却システムのバルブの問題解決を続け、選択肢を検討し、4回目の船外活動をするかどうか計画を練っています。

この閉じたままのバルブは窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)にあり、スペースシャトル「ディスカバリー号」の宇宙飛行士によって国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けられた新しいアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)を加圧するために必要です。このATAは、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリチャード・マストラキオとクレイトン・アンダーソンが3回の船外活動で取り付けました。

バルブを正常に開放させるために、ミッションコントロールセンターでは、技術チームの支援を受けて、複数のコマンドを送りました。バルブがもっとも冷えた時と熱くなった時に、コマンド送信を行うなどの試みが行われました。現在のところ試みは成功していません。さらなる問題解決作業は、今晩クルーが就寝中に計画されます。バルブが閉じたままの場合、ある条件下ではISSの冷却システムの性能を低下させることもあります。

また、ディスカバリー号のミッション中に船外活動を実施しNTA自体を交換できるか、専門家によるタイガーチームが計画を立てています。予備のNTAはISSのトラス構造に格納されています。ディスカバリー号のフライト中に船外活動が実施される場合は、ミッションの1日延長が必要です。また必要であれば、スペースシャトルがISSを離れてから船外活動を実施することもできます。

スペースシャトルとISSの共同クルーは、計画について話し合いましたが、船外活動を行うかどうかの決定は早くても4月15日まで分かりません。4月15日に予定されている「レオナルド」(多目的補給モジュール1)とISSの「ハーモニー」(第2結合部)との間のハッチ閉鎖は変更ありません。

ディスカバリー号のクルーは4月14日午後3時21分(同4月15日午前5時21分)に就寝しました。次回のSTS-131ステータスレポートは、4月14日午後11時21分(同4月15日午後1時21分)に予定されているクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-131 MCC Status Report #20(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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