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国際宇宙ステーション

STS-130 NASAステータスレポート#20

最終更新日:2010年2月18日
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2010年2月17日(水) 午後6時00分(米国中部標準時間)
2010年2月18日(木) 午前9時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士らは、共同運用の追加の1日を開始しています。本日は、ISSの再生式環境制御システムを新しい「トランクウィリティー」(第3結合部)へ移設する作業を完了させる予定です。

エンデバー号クルーのウェイクアップコールは、米国中部標準時間2月17日午後3時17分(日本時間2月18日午前6時17分)に、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスティーブン・ロビンソンのためにかけられた、ジョニー Aの“Oh Year”でした。

約1時間後に、両宇宙機の11人の宇宙飛行士全員が、バラク・オバマ大統領からのお祝いの電話を受けました。ホワイトハウスにいるオバマ大統領には、米国中から全国工学コンテストのためにワシントンDCに来ている12人の中学生が同席していました。

新しいISSモジュールの内部の整備作業は、軌道上での追加の1日のスケジュールのほとんどを占めています。この1日は、この活動を行うために特に追加されたものです。クルーは再生式環境制御システムの残りのラックを、トランクウィリティーの空いたラックスペースに移設する予定です。移設されるのは、水再生システム(Water Recovery System: WRS)ラック、ISSトイレ(Waste and Hygiene Compartment: WHC)と酸素生成システム(Oxygen Generation System: OGS)です。また、新しいキューポラ内の機器の設定作業を完了する予定です。

ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の操作盤を「デスティニー」(米国実験棟)からキューポラに移設する計画は延期され、エンデバー号がISSを離れた後にISSのクルーが行うことになりました。これは、ISSのクルーとヒューストンにいる専門家が、キューポラ内でのハードウェアによる構造的な干渉の問題を解決する時間を取るためです。

2月18日の深夜過ぎに、エンデバー号の小型のバーニアスラスタを33分間燃焼させて、ISSの高度をわずかに上昇させる予定です。今回と将来の軌道調整によって、4月初旬のSTS-131ミッションによるディスカバリー号も含めて、将来的な宇宙機の到着に向けた準備を整える予定です。

クルーは2月18日午前6時(同2月18日午後9時)過ぎに就寝して、2月18日午後2時44分(同2月19日午前5時44分)のミッションコントロールセンターからの音楽によるウェイクアップコールまで、8時間眠る予定です。

次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの就寝後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-130 MCC Status Report #20(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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