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国際宇宙ステーション

STS-130 NASAステータスレポート#03

最終更新日:2010年2月10日
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2010年2月9日(火) 午前6時00分(米国中部標準時間)
2010年2月9日(火) 午後9時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、宇宙で丸一日を過ごす初日、スペースシャトルの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の検査と宇宙服の点検、そして国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングの準備を行いました。

コマンダーのジョージ・ザムカ、パイロットのテリー・バーツ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のキャスリン・ハイヤ、スティーブン・ロビンソン、ニコラス・パトリック、ロバート・ベンケンは、エンデバー号の耐熱タイルと、翼前縁部とノーズキャップの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)パネルの点検に1日のほとんどを費やしました。

ザムカとハイヤ、パトリックはスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、エンデバー号の右翼を点検しました。続いてバーツとロビンソンがザムカとともにノーズキャップの点検を行いました。ハイヤはザムカと交代して、左翼の点検を行いました。

左翼の点検が続く中、パトリックとベンケンは、ISSでの3回の船外活動で着用する宇宙服の点検を行いました。次にふたりは、船外活動用の機材や補給品をISSに移送する準備を行いました。

本日の最後の作業は、ハイヤとロビンソンが行ったランデブ機器の点検と、パトリックとベンケンが行ったセンターライン・カメラの取付けでした。パトリックとベンケンはその後、スペースシャトルのドッキングリングを伸展させました。センターライン・カメラは、ドッキングリングの中央を通して外の映像を映し出すことにより、ザムカやそのほかのクルーがエンデバー号をISSのドッキングポートである与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)に誘導する作業を支援します。このリングは、スペースシャトルが最初にISSへ接触する部分であり、スペースシャトルとISSを互いにしっかり結合させるのに役立ちます。

エンデバー号は米国中部標準時間2月9日午後11時(日本時間2月10日午後2時)過ぎにISSにドッキングする予定です。エンデバー号のクルーは、2月9日午前8時14分(同2月9日午後11時14分)に就寝し、ドッキング予定日の午後4時14分(同2月10日午前7時14分)に起床する予定です。

ISSの第22次長期滞在クルーのメンバーである、コマンダーのジェフリー・ウィリアムズ、ロシアの宇宙飛行士でフライトエンジニアのマキシム・スライエフ、オレッグ・コトフ、日本の宇宙飛行士の野口聡一、NASAの宇宙飛行士のティモシー・クリーマーがエンデバー号を迎える準備を整えています。ISSのクルーらは、接近中にエンデバー号がR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を行う際に、その耐熱シールドを撮影する予定です。

次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-130 MCC Status Report #03(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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