このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

国際宇宙ステーション

STS-127 NASAステータスレポート#17

最終更新日:2009年7月24日
« STS-127-16 | 一覧 | STS-127-18 »

2009年7月23日(木) 午後7時00分(米国中部夏時間)
2009年7月24日(金) 午前9時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)では、「きぼう」日本実験棟のロボットアームの運用が開始され、新たに「きぼう」に設置された船外実験プラットフォームに最初の船外実験装置と機器が取り付けられました。

ISSとスペースシャトル「エンデバー号」のクルーは交代でロボットアームを操作して、「きぼう」船外パレットから「きぼう」船外実験プラットフォームに装置の移設を行いました。ロボットアームの操作は、日本の宇宙飛行士である若田光一と第20次長期滞在クルーのフライトエンジニアであるティモシー・コプラ、スペースシャトルのコマンダーであるマーク・ポランスキー、パイロットのダグラス・ハーリー、およびミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のジュリー・パイエットが実施しました。

ロボットアームはすでに試験済みではありましたが、初めて船外実験装置や機器を把持するため、動きのペースをつかむのに時間がかかりました。初期の動作が想定されていたより速かったため、アームの動きが停止しました。このため、少し動きが遅くなってしまいますが、手動操作モードに切り替えて対処し
ました。

全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)、衛星間通信システム曝露系サブシステム(Inter-orbit Communication System Exposed Facility subsystem: ICS-EF)、宇宙環境計測ミッション装置(Space Environment Data Acquisition equipment - Attached Payload: SEDA-AP)の3台すべての船外装置が、船外実験プラットフォームに取り付けられました。

ロボットアームの操作終了後、クルーはノースカロライナ州、メイン州、フロリダ州、ネバダ州、およびテキサス州の記者とミッションについての会見を行いました。

クルーはまた、宇宙服と工具の準備を行い、そして更新された第4回船外活動の手順を確認しました。MSのクリストファー・キャシディとトーマス・マーシュバーンは、本ミッションで5回予定されているうちの4回目の船外活動で、P6トラスの残りの4台すべてのバッテリを交換する予定です。第4回船外活動は7時間30分にわたり実施される予定です。

キャシディとMSのデイヴィッド・ウルフは、第3回船外活動で2台のバッテリの交換取付けを終えましたが、キャシディの宇宙服内の二酸化炭素濃度が上昇したため、予定より早く船外活動を終了しなければならなくなりました。7月24日は、キャシディの宇宙服には別の二酸化炭素吸着器を使用する予定です。

ISS船内では、クルーが実験サンプルを地上へ持ち帰るために、エンデバー号の最先端の冷凍庫に移送しました。今晩キャシディとマーシュバーンは、7月24日の船外活動に備えて減圧されたエアロックで一晩を過ごす予定です。

次回のSTS-127ステータスレポートは、米国中部夏時間7月24日午前4時03分(日本時間7月24日午後6時03分)に予定されているクルーの起床後に発行する予定です。

出典:STS-127 MCC Status Report #17(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約