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国際宇宙ステーション

STS-127 NASAステータスレポート#08

最終更新日:2009年7月20日
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2009年7月19日(日) 午前6時00分(米国中部夏時間)
2009年7月19日(日) 午後8時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士らは、本日船外活動後の休息を取りますが、次の日の船外活動に備えて、ロボットアームを使った準備作業を引き続き行う予定です。

スペースシャトルとISSのクルーは米国中部夏時間7月19日午前5時33分(日本時間7月19日午後7時33分)に、クリストファー・キャシディのためにかけられた、トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレーカーズの“Learning to Fly”で起床しました。キャシディは元米海軍特殊部隊「シール」所属で、今回のスペースシャトル「エンデバー号」が初飛行です。

エンデバー号の耐熱シールドの詳細検査は必要なくなったため、クルーは補給品や機器をエンデバー号からISSに移送する作業や、7月20日に行われる第2回船外活動の計画を再確認する時間を増やす予定です。

コマンダーのマーク・ポランスキーとパイロットのダグラス・ハーリーの1日は、エンデバー号のペイロードベイ(貨物室)の後部にある曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier-Vertical Light Deployable: ICC-VLD)を把持し、それを持ち上げてISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に受け渡す作業から始まる予定です。ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のジュリー・パイエットとティモシー・コプラは、SSRMSがICC-VLDを受け取る際にSSRMSを操作し、ICC-VLDをモービル・ベース・システム(Mobile Base System: MBS)に取り付ける予定です。この取付けにより、船外活動を行う宇宙飛行士らは、予備品をISSの船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)に移送できるようになります。

船外活動を行うデイヴィッド・ウルフとトーマス・マーシュバーンは、宇宙服と工具類を準備し、7月20日の船外活動の手順を再確認する予定です。

第20次長期滞在クルーからエンデバー号のクルーになった若田光一は、ISSの改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)で作業を行う予定です。彼は“ダッシュポット”として知られている緩衝装置の交換を行う予定です。この装置は、重量挙げを模擬した動作で発生する振動が、ISSの精密な科学実験の妨げになることを防ぐ働きがあります。

MSのパイエットとフライトエンジニアのロバート・サースクは、7月19日午後5時08分(同7月20日午前7時08分)から20分間、カナダの政府高官や報道機関と交信する予定です。

第20次長期滞在クルーのコマンダーであるゲナディ・パダルカは、ISSのロシア側モジュールで室温、湿度、空気流、表面温度の測定を行う予定です。

クルーは7月19日午後9時33分(同7月20日午前11時33分)に就寝し、人類が初めて月に着陸してから40周年の記念日である7月20日は午前5時33分(同7月20日午後7時33分)に起床する予定です。

次回のSTS-127ステータスレポートはクルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-127 MCC Status Report #08(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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