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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-126 NASAステータスレポート#33

最終更新日:2008年12月 1日
« STS-126-32 | 一覧

2008年11月30日(日) 午後4時00分(米国中部標準時間)
2008年12月1日(月) 午前7時00分(日本時間)

本日、スペースシャトル「エンデバー号」の7名の搭乗クルーは、地上に帰還しました。エンデバー号は、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に着陸しました。

ミッション・マネージャらは、今朝、スペースシャトルの主着陸地であるフロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸を中止しました。雷と強風が、エンデバー号のKSCへの2回の着陸機会の障害となり、エドワーズ空軍基地への着陸に変更されました。

米国中部標準時間11月30日午後3時25分06秒(日本時間12月1日午前6時25分06秒)、エンデバー号の主脚が接地し、続いて午後3時25分21秒(同12月1日午前6時25分21秒)に前輪が接地しました。車輪の停止時刻は午後3時26分03秒(同12月1日午前6時26分03秒)で、ミッション経過時間は15日と20時間30分34秒でした。本ミッション中、エンデバー号は6,615,109マイル(約10,643,710km)を飛行しました。

本日午前中、エンデバー号のコマンダーであるクリストファー・ファーガソン、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のドナルド・ペティット、スティーブ・ボーエン、ハイディマリー・ステファニション・パイパー、ロバート・キンブロー、およびグレゴリー・シャミトフは、本日実施される軌道離脱噴射と着陸に向けた準備作業を行って過ごしました。シャミトフは、6ヶ月間を国際宇宙ステーション(ISS)のフライトエンジニアとして務め、地上に帰還します。シャミトフは183日間を宇宙で過ごし、その内の179日間はISSに滞在しました。

エンデバー号による今回のミッションでは、翌2009年から、ISSクルーを3名から6名へと増員するための重要な装置類がISSに運ばれ、設置されました。新しい装置類には、尿や凝縮水を浄化してクルーが使用する水に再生する、水再生システム(Water Recovery System: WRS)が含まれます。エンデバー号は、WRSで処理された再生水のサンプルを地上に持ち帰りました。クルーによる使用を承認する前に、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)で専門家がサンプルを分析することになります。

また、エンデバー号のクルーは、ISSの太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)を回転させるための重要な機構である、太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の修理とメンテナンスを行いました。4回の船外活動の中で、船外活動クルーはSARJのクリーニングと潤滑作業を行い、SAWが自動モードで太陽方向を追尾できるようにしました。

エンデバー号は、今週、スペースシャトル輸送用航空機(Shuttle Carrier Aircraft: SCA)に結合され、KSCへと運搬され、次の打上げ準備に入る予定です。

出典:STS-126 MCC Status Report #33(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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