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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-126 NASAステータスレポート#04

最終更新日:2008年11月17日
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2008年11月16日(日) 午前9時00分(米国中部標準時間)
2008年11月17日(月) 午前0時00分 (日本時間)

本日は、スペースシャトル「エンデバー号」が国際宇宙ステーション(ISS)に到着する日です。エンデバー号は、米国中部標準時間11月16日午後4時(日本時間11月17日午前7時)過ぎに、ISSにドッキングする予定です。

ランデブ/ドッキングを行う本日、コマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のドナルド・ペティット、スティーブ・ボーエン、ハイディマリー・ステファニション・パイパー、ロバート・キンブロー、およびサンドラ・マグナスら、エンデバー号の7人の搭乗クルーは、午前8時25分(同11月16日午後11時25分)に起床しました。本日のウェイクアップコールは、マグナスのために、ローリング・ストーンズの“Start Me Up”がかけられました。

エンデバー号がISSに接近する際に、エンデバー号の機体の撮影が行われます。エンデバー号がISSの下方600フィート(約183m)まで到着すると、ファーガソンは、エンデバー号の機体を縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)をおよそ9分間かけて行う予定です。このRPMの間に、ISSのクルーは、機体の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の高解像度写真撮影を行う予定です。

第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンクは、800mmレンズを装着したデジタルカメラを使用して、フライトエンジニアのグレゴリー・シャミトフは、400mmレンズを装着したデジタルカメラを使用して、ISSの「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の窓から300枚ほどの写真を撮影する予定です。これらの撮影画像は、再突入に向けて問題がないかどうかを判断するための材料として、地上のエンジニアにより分析されます。

ファーガソンは、他のクルーの協力を受けながら、エンデバー号をISSの前方400フィート(約122m)に位置させ、その地点から、秒速0.1フィート(約3cm)の速度で最終接近を開始する予定です。ファーガソンは、ISSの「ハーモニー」(第2結合部)前方の与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter 2: PMA-2)にエンデバー号を近づけていく間、ドッキング機構とPMA2の位置決めを3インチ(約7.6cm)の許容誤差内に保ちます。

エンデバー号がISSにドッキングし、ハッチ開放と安全説明が終了すると、マグナスは第18次長期滞在クルーのメンバーとなります。マグナスとISSフライトエンジニアのユーリ・ロンチャコフは、マグナス専用のロシアのソユーズ宇宙船のシートライナーを、現在ISSにドッキングしているソユーズ宇宙船に取り付ける予定です。この時点で、シャミトフはSTS-126ミッションクルーのメンバーとなります。

ドッキングの約3時間後から、エンデバー号とISS間の装置類や補給物資の移送作業が開始される予定です。クルーは11月17日午前0時25分(同11月17日午後3時25分)に就寝し、同日の午前8時25分(同11月17日午後11時25分)に起床する予定です。次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-126 MCC Status Report #04(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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