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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-124 NASAステータスレポート#27

最終更新日:2008年6月14日
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2008年6月13日(金) 午後5時00分(米国中部夏時間)
2008年6月14日(土) 午前7時00分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」は、6月14日の再突入とNASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸が許可されました。着陸機会は、米国中部夏時間6月14日午前10時15分(日本時間6月15日午前0時15分)と午前11時50分(同6月15日午前1時50分)の2回です。

画像分析の専門家は、ディスカバリー号の耐熱シールドが良好な状態で、再突入と着陸に問題がないことを、6月13日のミッション・マネジメント・チーム(MMT)の会議で報告しました。この報告は、ディスカバリー号が国際宇宙ステーション(ISS)から分離した後の6月11日に、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して得られた画像を詳細に分析して行われたものです。

専門家チームはまた、再突入・着陸システムの状態を検証するために6月13日朝(同6月13日夕)に行われた通常の着陸前日のシステム点検中に、ディスカバリー号のクルーが撮影した、機体から離れていく浮遊物の画像の分析を行いました。

技術者らはこの物体が、オービタ尾部のラダー/スピードブレーキ(Rudder Speed Break: RSB)から外れた、打上げ時のみに使用される熱防護材であり、再突入には影響がないとの結論を出しました。

クルーはまた、RSBの突出して見えた部分の画像を送りましたが、技術者らはすぐに、尾部の耐熱シールドは正常な状態で、再突入には影響がないと判断しました。

ディスカバリー号のクルーは着陸に備えるために、ディスカバリー号の飛行制御システム(Flight Control System: FCS)と姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)の点検を行いながら、1日の大半をクルーキャビン内の物品の収納作業に費やしました。どちらのシステムも正常に機能しており、再突入を支援する準備が整っています。

ノースカロライナ州沖に大型の高気圧があり、KSCへの着陸が試みられる6月14日(同6月15日)、または必要があれば6月15日のフロリダは、天気予報ではわずかな雲と微風のみが予想されています。

クルーは6月13日午後5時30分(同6月14日午前7時30分)に就寝し、6月14日午前1時32分(同6月14日午後3時32分)に起床して着陸準備を始める予定です。

次回のSTS-124ステータスレポートはクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-124 MCC Status Report #27(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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