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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-124 NASAステータスレポート#09

最終更新日:2008年6月 5日
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2008年6月4日(水) 午後7時30分(米国中部夏時間)
2008年6月5日(木) 午前9時30分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)では、より多くの実験、そしてより広い空間へのドアが開きました。

STS-124ミッションのクルーとISSの第17次長期滞在クルーは、「きぼう」日本実験棟船内実験室の起動・入室を行いました。米国中部夏時間6月4日午後4時05分(日本時間6月5日午前6時05分)に、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である星出彰彦とNASAの宇宙飛行士であるカレン・ナイバーグは、船内実験室のハッチを開けました。室内の空気を確認してから、10人のクルー全員が船内実験室に入室し、その広い空間を体験しました。ISSで最大のモジュールである「きぼう」船内実験室は、電話ボックス大の運用ラックを23台設置できます。そのうち10台は実験ラックです。

ロシアの宇宙飛行士のオレッグ・コノネンコは、6月4日午前10時27分(同6月5日午前0時27分)に、ISSのトイレに気液分離ポンプの交換品を取り付けました。テストを行った後、モスクワのミッション管制センターは、トイレの修理が完了し、通常通り使用できるとしました。このトイレは、数週間にわたって正常に作動していなかったため、交換部品がスペースシャトル「ディスカバリー号」の搭載物に追加されていました。

ディスカバリー号のコマンダーであるマーク・ケリーとパイロットのケネス・ハムは、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)の先端のセンサが作動することを確認しました。OBSSは、6月3日(同6月4日)の船外活動でISSから回収されましたが、飛行12日目に予定されているディスカバリー号の耐熱シールドの後期点検で使用されるまで、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)に把持されたままでおかれる予定です。

ギャレット・リーズマンとグレゴリー・シャミトフは予定通り、ISSの空気を清浄化する二酸化炭素除去装置(Carbon Dioxide Removal Assembly: CDRA)の部品を交換しました。

クルーは、6月4日午後9時32分(同6月5日午前11時32分)に就寝し、6月5日午前5時32分(同6月5日午後7時32分)に起床する予定です。船外活動を行うロナルド・ギャレンとマイケル・フォッサムは、体内の窒素の排出を促すために、再び「クエスト」(エアロック)内で一晩を過ごす予定です。

次回のSTS-124ステータスレポートは、クルー起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-124 MCC Status Report #09(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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