このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#24

最終更新日:2008年3月23日
« STS-123-23 | 一覧 | STS-123-25 »

2008年3月22日(土) 午後0時00分(米国中部夏時間)
2008年3月23日(日) 午前2時00分(日本時間)

4回終わって残りは1回 - スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、ミッション最後の第5回船外活動を数時間後に控えています。

米国中部夏時間3月22日午前11時29分(日本時間3月23日午前1時29分)、エンデバー号のクルーはハートランドの“I Loved Her First.”で起床しました。この曲はエンデバー号のコマンダーであるドミニク・ゴーリのためにかけられました。

本日の第5回船外活動の準備作業は、3月22日午後0時08分(同3月23日午前2時08分)から行われる予定で、船外活動を担当するミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フォアマンとロバート・ベンケンは、船外活動を同日午後4時23分(同3月23日午前6時23分)から開始できるよう、準備を終える予定です。

船外活動の最初の作業は、3月21日にエンデバー号の耐熱シールドの点検に使われたセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を、国際宇宙ステーション(ISS)のトラス上に収納することです。通常、OBSSはスペースシャトルの飛行ごとに地上に持ち帰られます。しかし今回は、次にISSを訪れる予定であるスペースシャトル「ディスカバリー号」のペイロードベイ(貨物室)のスペースを確保するため、OBSSは、ISSに残されます。ディスカバリー号は、次のミッションで「きぼう」日本実験棟の船内実験室をISSに運ぶ予定になっており、ペイロードベイ(貨物室)に船内実験室と OBSSを両方搭載する十分な余裕がありません。次のミッション終了時に、OBSSはディスカバリー号に搭載されて地上に持ち帰られる予定です。

OBSSを無事に収納した後、ふたりの宇宙飛行士はそれぞれ次の作業に向かいます。ベンケンは「コロンバス」(欧州実験棟)の外部に、材料曝露実験装置6(Materials ISS Experiment: MISSE-6)の取付けを再び試みます。ベンケンとMSのリチャード・リネハンが第3回船外活動でMISSE-6の取付けを試みましたが、コロンバスの外部に実験装置を固定するラッチピンをはめることができませんでした。今回同様な問題が起きた場合には、ベンケンは複数の解決方法を試すことになっています。

ベンケンがMISSE-6の取付け作業を行っている間に、フォアマンはISSの右舷側太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の点検を行う予定です。幅10フィート(約3m)、重さ2,500ポンド(約1.1トン)のSARJは、ISSの右舷側の太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)を、太陽を追尾するように回転させるためのものですが、昨年秋ごろから振動と消費電力の増加が確認されています。これまで行われた点検では、SARJの断熱カバーの下で、金属が削れているのが確認されており、フォアマンは以前に写真撮影が行われた場所を再び点検し、写真に写っていた凹みが、金属がさらに削れたものなのか、それとも微小隕石や軌道上デブリの衝突による損傷なのかを究明する予定です。

次回のSTS-123ステータスレポートはクルーが就寝する3月23日午前3時30分(同3月23日午後5時30分)頃、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #24(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約