このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#22

最終更新日:2008年3月22日
« STS-123-21 | 一覧 | STS-123-23 »

2008年3月21日(金) 午後1時30分(米国中部夏時間)
2008年3月22日(土) 午前3時30分(日本時間)

本日米国中部夏時間3月21日(日本時間3月22日)、スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、エンデバー号の耐熱シールドの後期点検を行う予定です。OBSSは、明日行われるSTS-123ミッション最後の第5回船外活動で、国際宇宙ステーション(ISS)の外側に収納される予定です。

クルーは、3月21日午後0時28分(同3月22日午前2時28分)、メタリカの“Enter Sandman”という曲で起床しました。この曲は、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のロバート・ベンケンのためにかけられました。

エンデバー号のコマンダーであるドミニク・ゴーリ、パイロットのグレゴリー・ジョンソン、そしてMSの土井隆雄は、3月21日午後3時03分(同3月22日午前5時03分)に、エンデバー号の耐熱シールドの点検を、右翼前縁から開始する予定です。3人は昼食をとった後、同日午後6時30分(同3月22日午前8時30分)から、エンデバー号のノーズキャップと左翼前縁の点検を続ける予定です。

この検査が、ミッションのタイムライン上で、この時点で実施されるのは過去の飛行と異なります。通常、耐熱シールドの点検は、スペースシャトルがISSから分離した後に行われています。しかし、エンデバー号のクルーは今回、次のスペースシャトルミッションまで、センサ付き検査用延長ブーム、すなわちOBSSをISSに残していく計画になっているため、この検査を通常より早く行う予定にしています。OBSSは、スペースシャトルの耐熱シールドの損傷を検査するために、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)に取り付けて使われる、カメラとレーザーシステムを搭載した延長用アームです。

OBSSは、次にISSを訪れるスペースシャトル「ディスカバリー号」のペイロードベイ(貨物室)に十分なスペースを確保するため、今回はISSに残されます。ディスカバリー号は、次のミッションで「きぼう」日本実験棟の船内実験室をISSに運ぶ予定になっており、ペイロードベイ(貨物室)に船内実験室とOBSSを両方搭載する十分な余裕がありません。このOBSSは、次のミッション終了時に、ディスカバリー号に載せて地上に持ち帰られる予定です。

次回のSTS-123ステータスレポートは、クルーの1日が終わる3月22日午前3時(同3月22日午後5時)頃、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #22(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約