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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#20

最終更新日:2008年3月21日
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2008年3月20日(木) 午後1時30分(米国中部夏時間)
2008年3月21日(金) 午前3時30分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは、スペースシャトルの耐熱タイル補修技術の試験を行う第4回船外活動を、数時間後に開始します。

本日のウェイクアップコールは、米国中部夏時間3月20日午後0時28分(日本時間3月21日午前2時28分)にミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリチャード・リネハンのためにかけられた、ビッグ・ヘッド・トッド・アンド・ザ・モンスターズの“Blue Sky”でした。リネハンは、MSのロバート・ベンケンとマイケル・フォアマンにより本日6時間半にわたって行われる船外活動を指揮する予定です。

3月20日午後5時28分(同3月21日午前7時28分)に「クエスト」(エアロック)のハッチが開くと、ベンケンとフォアマンはISSのトラスへ移動する予定です。ベンケンは、遠隔電力制御モジュール(Remote Power Controller Module: RPCM)という故障している電力遮断器の交換を行うことになっています。その間にフォアマンは、コントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)に冗長電力を供給するスイッチボックスの配線を切り替えます。このCMGは、軌道上で推進剤を使わずにISSの姿勢を制御しています。

今回の船外活動でベンケンとフォアマンの一番重要な作業は、あらかじめ損傷させておいた耐熱タイルにSTA-54と呼ばれるアブレータ(溶融材)を充填する、コーキングガンのようなタイル修理用耐熱材充填装置(Tile Repair Ablator Dispenser: T-RAD)の実証試験です。試験結果は地上に持ち帰られ、宇宙環境でのSTA-54の性能についてさらに詳細な試験が行われることになっています。この実証試験は、「デスティニー」(米国実験棟)下部に設置する作業場所で行う予定です。

船外活動の間、他のクルーは、エンデバー号からISSへの補給品の移送作業を続ける予定です。フライトエンジニアのギャレット・リーズマンは、午後に前任の長期滞在クルーである欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士レオポルド・アイハーツと、より詳細な引継ぎを行う予定です。アイハーツは、スペースシャトルのコマンダーであるドミニク・ゴーリや他のクルーとともに帰還する予定です。

次回のSTS-123ステータスレポートは、3月20日午後11時58分(同3月21日午後1時58分)の船外活動終了後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #20(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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