このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#16

最終更新日:2008年3月19日
« STS-123-15 | 一覧 | STS-123-17 »

2008年3月18日(火) 午後2時30分(米国中部夏時間)
2008年3月19日(水) 午前4時30分(日本時間)

組立てが完了した新しいロボットアームの国際宇宙ステーション(ISS)への取付け作業を行うため、ISSとスペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、ロボットアームに関わる作業で忙しい1日を過ごします。

クルーは、米国中部夏時間3月18日午後1時28分(日本時間3月19日午前3時28分)に1日を始めました。ウェイクアップコールは、平原綾香さんの「星つむぎの歌」でした。これは日本の歌で、曲名を翻訳すると“Song of Spinning Stars”です。この曲は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)の土井隆雄のためにかけられました。

本日最初のロボットアーム作業は、3月18日午後3時43分(同3月19日午前5時43分)に開始される予定で、MSのレオポルド・アイハーツとISSのフライトエンジニアであるギャレット・リーズマンが、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)のアームを格納します。この作業は、アイハーツとパイロットのグレゴリー・ジョンソンが行う、デクスターを一時的な保管場所である「デスティニー」(米国実験棟)の電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture: PDGF)へ移設する作業に備えて行われます。

デクスターをデスティニーに移設することで、3月18日早朝(同3月19日午後)から、デクスターを把持していたカナダアーム2と呼ばれるISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)は自由になります。これにより、ジョンソンとリーズマンはSSRMSを使用して、デクスターの組立て場所となっていた取外し可能型スペースラブパレット1(Spacelab Pallet-Deployable 1: SLP-D1)をISSのトラスから取り外し、地上に持ち帰るためにエンデバー号のペイロードベイ(貨物室)に回収する作業を行うことが可能になります。その後、アイハーツと第16次長期滞在クルーのコマンダーであるペギー・ウィットソンは、SSRMSをISSのモービルベースシステム(Mobile Base System: MBS)に移動させ、SSRMSが次の作業のためにトラス上を移動できるようにする予定です。

本日のその他の作業としては、MSのロバート・ベンケンとマイケル・フォアマンによる、飛行11日目の第4回船外活動に向けた宇宙服のサイズ調整と、スペースシャトルクルーの2時間の自由時間を予定しています。

次回のSTS-123ステータスレポートはクルーが就寝する3月19日午前5時00分(同3月19日午後7時00分)頃、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #16(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約