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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#15

最終更新日:2008年3月19日
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2008年3月18日(火) 午前3時00分(米国中部夏時間)
2008年3月18日(火) 午後5時00分(日本時間)

本日、宇宙飛行士のリチャード・リネハンとロバート・ベンケンは、6時間53分にわたる第3回船外活動を終了し、国際宇宙ステーション(ISS)の最も新しいロボットアーム「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の組立て作業を完了しました。本日の船外活動は、STS-123ミッションで計画されている5回のうちの3回目で、ISSの組立てにおける107回目の船外活動でした。

リネハンとベンケンは、デクスターの工具格納装置(Tool Holder Assembly: THA)とデクスターの目の役割をするカメラ・照明・雲台装置(Camera Light Pan/Tilt Unit assembly: CLPA)1台の取付けを中心に作業を行いました。ふたりはまた、デクスターの組立て場所となっていた取外し可能型スペースラブパレット1(Spacelab Pallet-Deployable 1: SLP-D1)を米国中部夏時間3月18日夜(日本時間3月19日午前)にスペースシャトル「エンデバー号」のペイロードベイ(貨物室)へ搭載する準備を行いました。

両宇宙飛行士はほかにも、「クエスト」(エアロック)前方に設置された船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform: ESP-2)に、カナダアーム2と呼ばれるISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)のヨー関節部の予備品や直流切替ユニット(Direct Current Switching Unit: DCSU)の予備品2基を取り付けました。

また、ふたりは、「コロンバス」(欧州実験棟)外部に材料曝露実験装置6(Materials ISS Experiment: MISSE-6)を取り付けようとしましたが、実験装置をコロンバスの外側に固定するラッチピンがきちんとはまりませんでした。MISSE-6は、実験装置を宇宙環境に6ヶ月間さらし、素材やコーティング材が極限環境で受ける影響を調べるためのものです。

3月18日夜(同3月19日午前)、クルーは、SSRMSでデクスターを把持し、保管場所となる「デスティニー」(米国実験棟)の外壁の電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture: PDGF)まで移動させる予定です。3月20日(同3月20日)に予定されている第4回船外活動では、ベンケンとマイケル・フォアマンが、スペースシャトルのタイル修理技術の試験や、ISSのトラス上の故障した遠隔電力制御モジュール(Remote Power Controller Module: RPCM)の交換を行う予定です。

エンデバー号のコマンダーであるドミニク・ゴーリは、本日、エンデバー号のミッドデッキ床下にある冷却水の配管のわずかな結露を調査しました。床下から何か物音が検知されたため、確認したところ、結露が見つかりました。飛行管制官は、スペースシャトル運用上、この結露は何の影響も与えないと述べていますが、残りのミッション期間中は、定期的に冷却水の配管を検査することになるでしょう。

次回のSTS-123ステータスレポートはクルーが起床する3月18日午後(同3月19日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #15(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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