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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-120 NASAステータスレポート#27

最終更新日:2007年11月 6日
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2007年11月5日(月) 午前2時45分(米国中部標準時間)
2007年11月5日(月) 午後5時45分(日本時間)

今朝予定されている、スペースシャトル「ディスカバリー号」の国際宇宙ステーション(ISS)からの分離に向け、全てのシステムの準備は整っています。この分離で、新しい与圧モジュールの取付けに成功し、損傷した太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)の修理を行った、11日間の共同作業が終了します。

スペースシャトルのクルーのウェイクアップコールは、米国中部標準時間11月5日午前1時08分(日本時間11月5日午後4時08分)に、パイロットのジョージ・ザムカのためにかけられた、ボブ・シーガーの“Roll Me Away”でした。ザムカは、11月5日午前4時32分(同11月5日午後7時32分)にディスカバリー号がISSから分離する際、ディスカバリー号を操縦する予定です。

ディスカバリー号がISS前方の400フィート(約122m)離れた位置に移動した後、ザムカは、新たに組立てが進んだISSのビデオ映像とデジタル静止画像を他のクルーが撮影できるようにするために、ISSの回りを一周するフライアラウンドを開始する予定です。ISSの外観は、「ハーモニー」(第2結合部)が「ユニティ」(第1結合部)に取り付けられたことと、P6トラスがISSトラス左舷先端の恒久的な取付け位置に移設され、P6トラスに搭載された2枚のSAWが完全に展開されたことにより変化しました。

ディスカバリー号が再びISSの前方を通過する際に、ザムカは姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)のスラスタを噴射し、ISSからの離脱を開始する予定です。11月5日午前6時15分(同11月5日午後9時15分)に、ザムカは最終的な離脱のためにスラスタを噴射し、ディスカバリー号は地上への帰途につく予定です。

午前中の遅い時間に、ザムカは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)を操作するミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスコット・パラジンスキー、ステファニー・ウィルソン、パオロ・ネスポリ、およびコマンダーのパメラ・アン・メルロイの作業に加わり、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、オービタの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の後期点検を行う予定です。クルーは、両翼とノーズキャップの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)パネルに軌道上のデブリによる損傷がないかどうか、確認する予定です。

今年6月にISSへ打ち上げられて以来、軌道上に滞在していたMSのクレイトン・アンダーソンは、身体が再び重力を受けるのに備えるため、11月5日と6日はエクササイズを行う予定です。ディスカバリー号は、11月7日午後0時02分(同11月8日午前3時02分)にNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸する予定です。

次回のSTS-120ステータスレポートは11月5日午後(同11月6日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-120 MCC Status Report #27(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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