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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-118 NASAステータスレポート#24

最終更新日:2007年8月21日
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2007年8月20日(月) 午前4時00分(米国中部夏時間)
2007年8月20日(月) 午後6時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、地上へ帰還する準備作業に入っています。

エンデバー号のクルーであるコマンダーのスコット・ケリー、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のトレーシー・カードウェル、リチャード・マストラキオ、ダフィット(デイブ)・ウィリアムズ、バーバラ・モーガンおよびベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.は、米国中部夏時間8月20日午前3時37分(日本時間8月20日午後5時37分)にカナダ人グループのロング・ジョン・ボルドリーの “Flying”という曲で起床しました。この曲はカナダ宇宙庁(CSA)の宇宙飛行士であるウィリアムズのためにかけられたものです。

エンデバー号は現在、国際宇宙ステーション(ISS)の約68マイル(約109km)後方を飛行しています。ISSとの間隔は、91分で地球を周回する軌道を1周する毎に、約4.5マイル(約7.2km)ずつ開いていきます。エンデバー号はISSとおよそ9日間を共に過ごし、8月19日午前6時56分(同8月19日午後8時56分)にISSから分離しました。

エンデバー号のクルーは、8月20日午前6時40分(同8月20日午後8時40分)頃に、クルーキャビン内の収納作業を開始します。午前6時50分(同8月20日午後8時50分)過ぎには、ケリー、ホーバーおよびマストラキオがスペースシャトルの飛行制御用可動翼、すなわち方向舵や昇降舵の点検を行う予定です。午前8時10分(同8月20日午後10時10分)頃からは、3人は姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)のスラスタ噴射試験も行う予定です。その15分後、クルー全員で軌道離脱についての30分間のブリーフィングを行う予定です。

8月20日午前10時46分(同8月21日午前0時46分)に、ケリーとウィリアムズ、モーガンは、作業の手を休めて、カナダのサスカチュワン州ラ・ロンジュの学生たちと会話する予定です。その後まもなくモーガンとドルーJr.は、エンデバー号のペイロードベイ(貨物室)内のスペースハブ・モジュールを大気圏再突入に備える予定です。クルーは、午後には自由時間もとる予定です。

ミッション・マネージャたちは、ハリケーン「ディーン」の監視を続けています。本日早朝、「ディーン」は時速150マイル(秒速約67m)近くの風速で、グランドケイマン島の南東約150マイル(約241km)にあり、時速約20マイル(約32km)で西へ進んでいます。

エンデバー号は、8月21日午前11時32分(同8月22日午前1時32分)にフロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸する予定です。ニューメキシコ州のホワイトサンズ宇宙基地は、8月21日の着陸候補地には含まれない予定です。カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地を準備するかどうかは、今日の午前中に決定される見込みです。

ISSでは、第15次長期滞在クルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキン、フライトエンジニアのオレッグ・コトフとクレイトン・アンダーソンが休暇をとる予定です。

次回のSTS-118ステータスレポートは8月20日午後(同8月21日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-118 MCC Status Report #24(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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