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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-118 NASAステータスレポート#06

最終更新日:2007年8月12日
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2007年8月11日(土) 午前7時00分(米国中部夏時間)
2007年8月11日(土) 午後9時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」のクルーのうちのふたりは、国際宇宙ステーション(ISS)へ入室した翌日に、今度は船外活動のためにISSの船外に出る予定です。

コマンダーのスコット・ケリー、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のトレーシー・カードウェル、リチャード・マストラキオ、ダフィット(デイブ)・ウィリアムズ、バーバラ・モーガンおよびベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.ら、エンデバー号のクルーは、米国中部夏時間8月11日午前6時38分(日本時間8月11日午後8時38分)にジョン・メイヤーの“Gravity”で起床しました。この曲は、ホーバーのためにかけられました。

マストラキオと、カナダ宇宙庁(CSA)所属の宇宙飛行士であるウィリアムズにより行われる船外活動は、8月11日午前11時31分(同8月12日午前1時31分)に開始される予定です。主な作業は、S5トラスの設置と、P6トラス前方ラジエータの収納作業の支援です。船内からの指揮を担当するカードウェルが、船外活動クルーへの助言と誘導を行う予定です。

ホーバーが「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を操作して、時には3インチ(約8cm)以下の間隔を保ちながら、S5トラスを取付け位置まで慎重に移動させる際に、船外活動クルーはホーバーを誘導して支援する予定です。次にマストラキオとウィリアムズは、S5トラスのボルトを所定の位置で締め、S4トラスと結合させます。その後、ふたりはP6トラスに移動して、収納を終えた前方ラジエータを固定する予定です。船外活動は、8月11日午後6時01分(同8月12日午前8時01分)に終了する予定です。

今回のミッションから新たに装備したISSからスペースシャトルへの電力供給装置(Station-Shuttle Power Transfer System: SSPTS)は、船外活動中は電源を切る予定です。SSPTSは昨晩のクルーの就寝時間中も正常に機能しており、船外活動後に再度電源を入れる予定です。SSPTSによりエンデバー号がISSからの電力供給を受けることで、ドッキング期間が延長でき、第4回船外活動を実施することが可能になります。

数千ポンドもの機器と補給品を、エンデバー号からISSへ移送する作業は、ドッキング直後に開始されました。ペイロードベイ(貨物室)に搭載された与圧されたスペースハブ・モジュールは約6,000ポンド(約2,722kg)の搭載能力があり、帰還時には3,000ポンド(約1,361kg)の科学実験試料、機器、不要品を地上に持ち帰る予定です。モーガンが移送作業の管理に当たっています。

次回のSTS-118ステータスレポートは8月11日午後(同8月12日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-118 MCC Status Report #06(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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