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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-09

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第14次長期滞在クルー
2007年2月12日(月) 午後4時00分(米国中部標準時間)
2007年2月13日(火) 午前7時00分(日本時間)

2月11日早朝に突然ブレーカが落ち、国際宇宙ステーション(ISS)の一部の機器が停止しましたが、第14次長期滞在クルーとISSの安全には全く問題ありませんでした。すべてのシステムは、2月12日の朝までに復旧し、船内の運用には影響はありませんでした。

問題の兆候が現れたのは、米国中部標準時間2月11日午前0時(日本時間2月11日午後3時)ごろでした。電気切換ユニットが短時間の機能不全を起こし、これがブレーカの遮断を引き起こしたため、ISSとミッションコントロール間の通信が失われました。このブレーカは、家庭で電気機器と電力システムを保護する働きをしているブレーカと同様に、ISSの電力システムを保護する働きをするものです。

2月10日の夜には起床していた、第14次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・ロペズ-アレグリアとフライトエンジニアであるミハイル・チューリンとサニータ・ウィリアムズはすぐに行動を開始し、ヒューストンのミッションコントロールとの通信を復帰させるための手順を、2月11日午前1時35分(同2月11日午後4時35分)ごろから開始しました。

2月11日の朝から2月12日早朝まで、システムの復旧作業が続けられました。影響を受けたシステムは以下の通りです。

冗長系を有する2系統の通信システムのうち1系統、ISSの姿勢を保つためのコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscopes: CMG)4基のうち1基、実験試料が保存されている冷凍・冷蔵庫を含む実験機器数種類、Kuバンドによる高速データ通信とTV映像システム、煙探知機器数台と、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)や、その台であるモービルベースシステム(MBS)等の外部機器の保温用ヒータが多数。

これらのシステムは、どれも恒久的な影響は受けておらず、機器の一時的な停止が研究活動や今後予定されている活動に影響を与えることもありませんでした。

クルーは、電力停止からの復旧作業に加え、チューリンとロペズ-アレグリアが行う予定の次回の船外活動の初期的な準備も開始しました。2月22日に予定されているこの船外活動では、プログレス補給船(23P)の動かなくなってしまったアンテナを解放し、欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)が「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)へドッキングする際に利用する航法システムを調査します。ふたりは、プログレス補給船(23P)が4月に分離される際にアンテナがISSに干渉することを防ぐため、アンテナを固定するか、取り外す予定です。今回の船外活動は、ロペズ-アレグリアにとっては10回目となり、米国の宇宙飛行士としては最多記録になる見通しです。ふたりはロシア製のオーラン宇宙服を着用し、「ピアース」(ロシアのドッキング室)から船外へ出ることになっています。

次回のISSステータスレポートは2月16日、または新規イベントがあれば発行する予定です。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2007/iss07-9.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2007年2月14日

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