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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-49

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第14次長期滞在クルー
2006年11月9日(木) 午後3時00分(米国中部標準時間)
2006年11月10日(金) 午前6時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは今週、今月行う予定の船外活動の準備、科学実験、そして地上で行われた選挙の投票をして過ごしました。

クルーは今週、第14次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・ロペズ-アレグリアとフライトエンジニアのミハイル・チューリンが11月22日に行う予定の船外活動に備えて、「ピアース」(ロシアのドッキング室)の準備を整えました。約6時間にわたって行われる予定の船外活動で使用される道具や装備などを集めました。

来週には、クルーは船外活動で着用する予定のロシア製のオーラン宇宙服の準備を行う予定です。この船外活動では、ふたりは通信アンテナを移動し、新しい実験機材を設置し、先月ISSに到着して現在は「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の後方のドッキングポートにドッキングしているプログレス補給船(23P)の自動ドッキングシステム(Kurs)のアンテナの写真を撮影する予定です。

フライトエンジニアのトーマス・ライターは、今週の彼の最優先の作業として、12月のスペースシャトル「ディスカバリー号」によるSTS-116ミッションで地上に持ち帰る予定となっている物品の荷造りを行いました。また、ロペズ-アレグリアは、STS-116ミッションを支援する、移動式ロボットアームシステム(Mobile Servicing System: MSS)の定期点検を完了しました。

12月7日に打上げが予定されているSTS-116ミッションでは、スペースシャトルのクルーがISSのトラス構造の新しい構成品を輸送し、船外活動でISSの電気配線を変更する予定です。トーマス・ライターと交代するサニータ・ウィリアムズもスペースシャトルのクルーとして飛行する予定です。ライターはスペースシャトルの帰還までに、ISSで6ヶ月滞在することになります。

第14次長期滞在クルーのNASAサイエンス・オフィサーでもあるロペズ-アレグリアは、栄養状態の評価(Nutritional Status Assessment: Nutrition)実験のため、3回目の血液と尿のサンプル採取を行いました。この実験は、宇宙飛行中の人体の変化を示す生理学的指標を測定するものです。

取得したサンプルは、冷凍・冷蔵庫(Minus-Eighty Degree Laboratory Freezer for ISS: MELFI)の中に保管されています。血液と尿のサンプルは、地上に持ち帰った後、骨の代謝のマーカー、酸化的損傷、ビタミンやミネラルの状態、ホルモン変化と、それがストレスや骨と筋肉の代謝とどのような関係があるかなど、多様な身体組織を理解するために分析されます。

この実験の結果により、宇宙でクルーの身体に何が起こっているか、またそれがミッションのどの時点で起きているかを、研究者がより深く理解できると期待されています。また、集められた情報は、将来の月や火星へのミッションにおける、栄養学的要求や宇宙食のシステムを決定するために役立つとされています。

故郷から何百kmも離れた場所で働いているからといって、ロペズ-アレグリアが今週行われた米国の中間選挙で投票できなかったわけではありません。テキサス州の法律では、市民が選挙の当日に軌道上で働いていたとしても、宇宙から投票することができます。宇宙からの初めての投票は1997年にデビッド・ウルフがミールに搭乗していた時に行われました。ロペズ-アレグリアは、暗号化されたコンピュータ票を地上のミッションコントロールに送信して投票し、送信されたデータは集計のためにヒューストンの郡書記オフィスへと転送されました。

次回のISSステータスレポートは、11月17日または新規イベントがあれば発行する予定です。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-49.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年11月10日

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