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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-21

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第13次長期滞在クルー
2006年4月26日(水) 午後1時30分(米国中部夏時間)
2006年4月27日(木) 午前3時30分(日本時間)

4月26日、ロシアの無人補給船が「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)にドッキングし、新たな補給品が国際宇宙ステーション(ISS)に到着しました。このプログレス補給船(21P)には約2.3トンの食料、推進剤、そして第13次長期滞在クルーの個人用の品物が搭載されています。

第13次長期滞在クルーのコマンダーであるパベル・ビノグラドフとフライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズは、気密の確認が終わった後、本日中にプログレス補給船(21P)とISSとの間のハッチを開ける予定です。荷下ろしは4月27日に始めることになっています。

コンピュータによって自動制御されたプログレス補給船(21P)は、米国中部夏時間4月26日午後0時41分(日本時間4月27日午前2時41分)にISSのズヴェズダ後部のドッキングポートにドッキングしました。このときISSはギリシャ上空の高度219マイル(約352km)の位置を飛行していました。プログレス補給船(21P)は4月24日にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。

運ばれた補給品は、食料、推進剤、酸素、空気、衣料品、実験機材、予備部品と、クルーの家族から送られた個人宛の品物などです。ISSには新しく到着したプログレス補給船(21P)の他に、昨年のクリスマス直前に「ピアース」(ロシアのドッキング室)に到着したプログレス補給船(20P)がドッキングしています。古いプログレス補給船(20P)は6月中旬までドッキングしたままの予定です。それまでの間、プログレス補給船(20P)には不要品が積み込まれ、残っている酸素はISS内に供給されます。

プログレス補給船(21P)には、ロシアのスラスタ噴射用の推進剤が1,918ポンド(約870kg)、ロシアのエレクトロン(酸素発生装置)によって生成される酸素の予備としての酸素と空気が103ポンド(約47kg)、すでにISSに蓄えられている水の補充として661ポンド(約300kg)積まれています。またその他に、2,300ポンド(約1,043kg)以上の予備部品、実験機材、そして生命維持装置の部品も搭載されています。

次回のISSステータスレポートは、4月28日または新規イベントがあれば発行する予定です。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-21.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年4月28日

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