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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-51

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第12次長期滞在クルー
2005年10月14日(金) 午前8時00分(米国中部夏時間)
2005年10月14日(金) 午後10時00分(日本時間)

10月10日に第11次長期滞在クルーが無事に地球へ帰還し、ふたりだけとなった国際宇宙ステーション(ISS)で、第12次長期滞在クルーのコマンダーであるウイリアム・マッカーサーとフライトエンジニアのバレリー・トカレフは、最初の数日を過ごしました。

スペースシャトルの短い宇宙飛行を経験しているマッカーサーとトカレフは、ISSでの長期間の宇宙生活の雰囲気に慣れ始めました。微小重力下のISSに慣れていくと同時に、定期メンテナンスや運動、そして初期の実験を行いました。また、ISSの緊急脱出手順の復習を行い、「ザーリャ」(基本機能モジュール)のバッテリを交換し、そして「ユニティ」(結合モジュール1)に収納されている物品を整理しました。

マッカーサーとトカレフが軌道上で過ごす6ヶ月の間に、最低でも2回の船外活動が予定されています。第1回目は11月上旬に予定されています。その前に、ソユーズ宇宙船(11S)を「ピアース」(ロシアのドッキング室)から移動させて、ピアースから船外に出られるようにします。12月には新しい物資補給船となる20機目のプログレス補給船(20P)の到着を監視する予定です。

今週、マッカーサーは、中学生が地球の情報を取得するアースカム(Earth Knowledge Acquired by Middle School Students: EarthKam)実験を行うためにカメラの準備をしました。学生達はインターネットを通して、ISSに据え付けられているデジタルカメラを制御して、海岸線や山脈などの興味をひいた地形を撮影することができます。20回目となるこのNASAの教育プログラムは、世界各国の119の学校から数千人の学生達が参加しています。写真はhttp://www.earthkam.ucsd.eduに掲載されています。

アラバマ州のNASAマーシャル宇宙飛行センターでは、ペイロード運用チームがISS上の米国の科学活動を調整しています。ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、10月21日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-51.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年10月17日

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