このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

国際宇宙ステーション・ステータスレポート#01-06
ミッションコントロールセンター、 ヒューストン
2001年 2月 24日(土)午前 6時(米国中部標準時間)
2001年 2月 24日(土)午後 9時(日本時間)

 

本日、国際宇宙ステーション(ISS)のコマンダーのビル・シェパード、パイロットのユーリ・ギドゼンコ、フライトエンジニアのセルゲイ・クリカレフは、ソユーズ宇宙船をズヴェズダ後部のドッキングポートからザーリャの地球側のドッキングポートへ移動させるという、短い飛行を行ないました。

この作業はズヴェズダのドッキングポートを空けるために実施したもので30分程度かかりました。このドッキングポートには、来月からISSでの活動を始める3人の宇宙飛行士たちが使用する補給品を搭載して、来週水曜日に到着する無人のプログレス補給船が結合する予定です。

ギドゼンコが操縦するソユーズは米国中部標準時間2月24日午前4時6分(日本時間2月24日午後7時6分)にISSから離れました。ギドゼンコはソユーズをズヴェズダから約300フィート(約90m)付近まで後退させてから、ISSの周囲を45度周回させ、ザーリャのドッキングポートとの位置合わせをしました。そこでしばらく留まってシステムが正常に稼動していることを確認してから、中央ヨーロッパ上空を飛行中の午前4時37分(同2月24日午後7時37分)にザーリャに結合させました。

昨年の11月2日に第1次長期滞在クルーがISSに到着して以来、短時間とは言えISSが無人となったのはこれが初めてです。

3人のクルーはその後ハッチを開き、数時間かかって環境制御システムや通信システムなどを再起動させることにしています。これらのシステムは、ソユーズがISSへの再結合に不幸にして失敗し、地球に帰還しなければならなくなったときに備えて、昨夜(同今朝)機能を停止してありました。クルーは本日の午後は長めの睡眠をとり、日曜日の朝(同日曜日の夜)起床して軽度の作業をすることにしています。

プログレス補給船は月曜日午前2時9分(同2月26日午後5時9分)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、ズヴェズダへの結合は水曜日午前3時48分(同2月28日午後6時48分)と予定されています。その後クルーは週末にかけてプログレス補給船からの荷おろしを行い、3月8日にスペースシャトルディスカバリー号が第2次長期滞在クルーを乗せて打ち上げられるのに備える予定です。

ISSは235マイル(約378km)の高度で地球を周回しており、システムの状況は良好です。次のステータスレポートは2月28日のプログレスの結合後、または必要に応じて発行する予定です。

 

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2001/iss01-06.html

 

 

最終更新日:2001年 2月 26日

JAXAトップページへサイトポリシー