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国際宇宙ステーション(ISS)

プログレス補給船

最終更新日:2017年10月02日

プログレス補給船について

写真:プログレス補給船(14P)

プログレス補給船(14P)

プログレス補給船は、ソユーズ宇宙船を基に改良を加えて自動化した無人の貨物輸送船です。初代のプログレス補給船(1978年から1990年まで42機を打上げ)に太陽電池パドルを取り付けるなどの改良を行ったプログレスM(1989年初飛行、67機打上げ)と、国際宇宙ステーション(ISS)ミッション用に改良されたプログレスM1(2000年初飛行、11機打上げ)が使われてきましたが、2009年からはプログレスMのアナログ制御機器をデジタル化した改良型のプログレスM-○○M(2008年11月の31PでプログレスM-01Mが初飛行)に切り替えられ、2015年まで29機打ち上げられました。2015年12月からは改良型のプログレスMSに切り替えられています。

プログレス補給船は、サリュート6、7号およびミールへ自動でドッキングし、補給物資を輸送すると共に、スラスタを利用した軌道上昇、姿勢制御を行ってきた実績があり、ISSでも同様の役割を担っています。

プログレス補給船は、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットによってISSへ向けて打ち上げられます。通常は「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)か、「ピアース」(ロシアのドッキング室)へドッキングします。

プログレス補給船で輸送する品目は、燃料、空気、水、食料、衣服、実験装置、修理用の部品、郵便などです。

プログレスM/プログレスM1

写真:クリックすると拡大します。

プログレスM1-4

写真:クリックすると拡大します。

プログレス補給船の外観

プログレス補給船は、補給物資を輸送するための与圧された「カーゴモジュール」、推進剤と加圧ガスを含む推進剤タンクを搭載した「燃料補給モジュール」、プログレス補給船のシステム機器やスラスタがある「機器/推進モジュール」の3つの区画から構成されています。プログレスMの大きさは、ソユーズ宇宙船とほとんど同じですが、打上げ時の重量は少し重く7,150kgです。また、プログレスM1では7,450kgとなっています。

2000年2月1日のミールミッションで初飛行を行ったプログレスM1は、燃料補給モジュールに搭載した4個の水タンクを外し、推進剤タンク8個(プログレスMでは4個)を搭載することで推進剤を多く積むことができましたが、推進剤の補給ニーズが減ったため2004年以降は廃止されました。

また、水はカーゴ(貨物)モジュール内の別の容器に入れて搭載することになります。この搭載スペースの確保に伴い、酸素タンク(12基)は、カーゴモジュールと燃料補給モジュールの間の船外に装備されています。

プログレス補給船の搭載能力
搭載品目 プログレスM プログレスM1
ペイロード(貨物)の搭載能力(上限) 2,350 kg 2,230-3,200 kg
与圧ペイロードの重量(最大) 1,800 kg 1,800 kg
搭載できる水の重量(最大) 420 kg カーゴモジュールに搭載*
搭載できる空気、酸素の重量(最大) 50 kg 40 kg
搭載できる推進剤(最大) 850 kg 1,700 kg
ISSでリブーストなどに使用できる余分な推進剤 250 kg 185-250 kg
搭載できるゴミの量(帰還時) 1,000-1,600 kg 1000-1,600 kg
搭載できる廃水 400 kg カーゴモジュールに搭載*
搭載できるペイロードの容積 6.6 m3 6.6 m3

注:源泉資料により値は異なります。
*:カーゴモジュールに搭載スペースがあり、水の容器が確保できていれば、運用要求に応じて自由に搭載量を変更することができるため、特に重量は定義されていません。

プログレスMS

プログレスMSの改良箇所に関しては基本的にはソユーズMSでの改良と同様であり、ソユーズMSの初飛行前に、プログレスMSを使って改良箇所の飛行実証試験が行われています。

 
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