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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

ウィークリーレポート

軌道上訓練や、「きぼう」での実験に向けた準備作業など(2009年07月13日発行)

「きぼう」船内実験室で冷却水充填作業を行う若田宇宙飛行士

「きぼう」船内実験室で冷却水充填作業を行う若田宇宙飛行士

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●7月6日~7月12日の実績

軌道上訓練として、ソユーズ宇宙船での緊急帰還についての訓練や、国際宇宙ステーション(ISS)で急減圧が発生した場合の対応訓練を行いました。また、「きぼう」日本実験棟船内実験室では細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)のメンテナンス作業を行いました。

7月6日、軌道上訓練として、ソユーズ宇宙船での緊急帰還手順について訓練を行いました。ソユーズ宇宙船は、ISSで緊急事態が発生した際に、緊急帰還機としての役割を果たします。訓練は、ロシアのラップトップコンピュータ上のシミュレータを使用して行い、手順書の確認も合わせて行いました。

7月7日、「きぼう」船内実験室内の内部熱制御系(Internal Thermal Control System: ITCS)へ流体充填装置(Fluid System Servicer: FSS)を用いて冷却水を補充する作業を行いました。

7月8日は、7月7日に続き「コロンバス」(欧州実験棟)の熱制御システム(Thermal Control System: TCS)への冷却水補充作業を行ったほか、定期的な健康診断を実施しました。また、軌道上訓練として、ISSに急減圧が発生した場合の対応訓練をクルー全員で行い、使用する機器の場所や共同作業について確認を行いました。

7月9日には、自転車エルゴメータ(Cycle Ergometer with Vibration Isolation and Stabilization System: CEVIS)を使用した定期的な体力測定を行いました。「きぼう」船内実験室では、CBEFの培養室内の温度を一定に保つためのファンを組み立て、培養室内に取り付けました。また、CBEFと画像取得処理装置(Image Processing Unit: IPU)をビデオケーブルでつなぐ作業などを行いました。

7月10日、STS-127(2J/A)ミッションで打ち上げられる全天X線監視装置(Monitor of All-sky X-ray Image: MAXI)の実験準備として、「きぼう」船内実験室でネットワーク接続の確認作業を実施しました。7月11日には、岐阜県関市立武芸川中学校とのアマチュア無線交信を行いました。

●7月13日~7月19日の予定

STS-127ミッションの打上げ延期に伴い、作業計画が見直されています。なお、7月14日にスペースシャトル「エンデバー号」が打ち上がり、飛行3日目にISSへドッキングすると、その後はSTS-127ミッションの作業が始まります。

※特に断りの無い限り日付は日本時間です。

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